骨粗しょう症(骨粗鬆症)が心配で予防方法を探している方はいませんか。
骨粗しょう症は、年配の方に起こる疾病と思われている方もいますが、実は加齢以外に閉経、喫煙、栄養不足、遺伝子的要因など、さまざまな原因で起こります。
また、初期段階では症状が確認できないことから、知らない間に進行してしまい、骨折して初めてわかるケースも少なくありません。そのため、年齢に関係なく、普段から予防策を講じておくことが大切です。
本記事では、骨粗しょう症の予防法とおすすめの検査方法を詳しく解説します。骨粗しょう症のリスクを最小限に抑え、骨の健康を守りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
骨粗しょう症(骨粗鬆症)とは
骨粗しょう症とは、骨組織の質や密度が低下し、骨が脆くなる慢性的な骨の疾患です。
骨粗しょう症になるとくしゃみや転倒などの衝撃で骨折するリスクが高くなります。
ここでは骨粗しょう症の症状や原因を詳しくまとめました。自身の骨密度が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
骨粗しょう症の症状
骨粗しょう症は、初期段階では痛みや不快感を伴わないことから、自身では気づきにくい点が特徴です。
しかし、なにも対策をしないままだと骨粗しょう症は進行します。骨粗しょう症が進行した場合の症状は次のとおりです。
骨折 | 骨粗しょう症の最も一般的な症状は、骨の脆弱性と骨折の増加です。軽微な外傷や通常の活動でも骨折しやすくなります。とくに背骨、足の付け根、腕の付け根、手首は骨折しやすい部位です。 |
背中の痛み | 背骨が脆くなると、背中の痛みや違和感を覚えるようになります。 |
身長の減少 | 脊椎骨折による骨の崩壊が進行すると、背骨が次第に圧縮されるため、身長が減少します。 |
姿勢の変化 | 脊椎骨折や骨粗しょう症の進行により、前かがみの姿勢や背中の丸まりなどが生じる可能性があります。 |
骨の変形 | 進行した骨粗しょう症の場合、骨の変形や異常が見られることがあります。 |
骨の痛み | 骨粗しょう症が進行すると、骨密度の低下、骨組織の変化などにより、骨自体が痛むことがあります。 |
骨粗しょう症の原因
骨粗しょう症は、骨の質量と密度が低下し、骨が脆弱になる疾患です。原因はひとつではなく、複数が組み合わさることにより起こります。
もっとも知られている原因は加齢による骨密度の減少です。骨は新しい骨が作られると同時に古い骨が分解されるプロセスを繰り返しています。
そのため、大人でも骨は日々生まれ変わりますが、そのバランスが加齢に伴い崩れることが原因のひとつです。
また、女性の場合は閉経により、エストロゲンの減少し、ホルモンバランスが崩れることも原因になります。
ほかにも栄養の偏りや遺伝的要因、喫煙、過度のアルコール摂取、運動不足なども骨粗しょう症のリスクを高くする原因です。
骨粗しょう症の予防法
骨粗しょう症を予防する方法は次のとおりです。
- 健康的な食事を心がける
- カルシウムの吸収を悪くしない
- 適度な運動をする
- 日光浴をする
ここでは、骨粗しょう症の予防法をそれぞれ詳しく解説します。自身でできる予防策ばかりなため、無理のない範囲で注意するよう心がけましょう。
健康的な食事を心がける
健康的な食事は骨粗しょう症の予防に必要不可欠です。とくにカルシウムとビタミンDは、骨の主要な構成要素であり、カルシウムの吸収をサポートするため、気がけて摂取するようにしましょう。
カルシウムとビタミンDは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品や豆腐、魚、緑黄色野菜などに豊富に含まれています。
また、カフェインや食塩を過度に摂取するとカルシウムの吸収を阻害して、控えるよう注意が必要です。
健康的な食生活の習慣は骨のみでなく、身体全体の健康にもよい影響を与えます。
そのため、栄養バランスの取れたメニューを考えながら、できる範囲で食生活を整える努力をするようにしましょう。
カルシウムの吸収を悪くしない
骨粗しょう症を予防するためには、カルシウムの吸収を悪くしないよう注意しましょう。
カルシウムは骨粗しょう症の予防に欠かせない栄養素ですが、いくつかの要因で身体への吸収が悪くなることがあります。
たとえば過度なカフェイン摂取や高塩分は、カルシウムを排泄し、吸収を妨げる危険性があります。
骨粗しょう症を予防したいのなら、カフェインが多い紅茶やコーヒー、塩分を多く含む加工食品などの取りすぎに注意しましょう。
また、カフェインや高塩分とは反対に、ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進する効果があります。
そのため、ビタミンDとカルシウムをセットで摂取すると吸収率が高まります。
効率的にカルシウムを摂取したいのなら、ビタミンDを気がけて摂取し、吸収率を下げる食品をなるべく減らす努力が必要です。
適度な運動をする
適度な運動は骨粗しょう症の予防と骨の健康に有効です。骨密度は運動により骨に刺激が与えられることで増加します。
なかでも重力に抵抗するウォーキングやジョギングなどはとくに効果的です。
また、筋肉を鍛えられることで骨折のリスクを減少させる効果も期待できます。
ほかにも適度な運動により代謝がよくなることから、カルシウムやビタミンDの吸収をサポートするなど、さまざまな相乗効果が期待できます。
運動は年齢や体力に応じて調整できるため、誰にでも取り入れやすい予防法です。
ただし、突然、過度な運動をすると身体を痛めてしまう可能性もあるため、医師の指導のもと、適度な運動習慣をつけるようにしましょう。
日光浴をする
日光浴は骨粗しょう症の予防に効果が期待できます。なぜなら、日光浴で紫外線を浴びることで、体内のビタミンDの生成が活性化するからです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートします。
そのため、適度に日光浴をし、ビタミンDを生成すれば、骨粗しょう症のリスクを低減するのに有効です。
ただし、過度な日光浴は、皮膚がんや早期の皮膚の老化を招くリスクがあることも把握しておきましょう。
肌への悪影響を予防するためには、適度な時間帯で日焼け止めを使用して日光浴をすることが大切です。
骨粗しょう症は定期的な骨密度検査が大切!
骨粗しょう症は、骨の質量と密度の低下により、骨が脆くなる疾患です。
初期段階では自覚症状が分からないため、自身では気づきにくい疾患ですが、放置すると進行します。
骨粗しょう症は進行が進むと、骨折や慢性的な痛み、身長の減少など、深刻な症状を引き起こすようになるでしょう。
そのため、定期的な骨密度検査は、骨粗しょう症の早期発見と治療のために非常に大切です。
骨粗しょう症の一般的な検査はX線を使用して骨密度を測定し、骨の健康状態をチェックするのみの簡単な方法です。
痛みを伴う検査でもありません。早期発見できれば、症状が出るより先に必要な治療や予防策などを講じられるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。
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ここでは、シン・整形外科の特徴や治療法、料金を詳しく解説します。
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検査方法は最新のDEXA法!
シン・整形外科では、DEXA(デキサ)法を導入した検査が受けられます。
DEXA法は、2種類のX線を照射して骨密度を測定できる最新医療機器です。
従来の検査より、高い制度で骨密度を測定できることから、骨粗しょう症の早期発見に役立ちます。
また、撮影台に横になるのみで、痛みもなく短時間で終了する点も大きな魅力です。
シン・整形外科の治療法
骨粗しょう症は治療により完治できる疾病ではありませんが、進行させない対策を講じながら、少しずつ元の状態に近い骨量を目指す必要があります。
そのため、治療には長期的な視野が必要です。シン・整形外科では、患者一人一人の症状にあわせたオーダーメイドのリハビリを提供しています。
厳格な審査に合格した経験豊富な理学療法士がマンツーマンで対応するため、安心して任せられる点が魅力です。
一人でできる運動の指導やアドバイスを貰えることから、自宅でトレーニングをしたい方にもおすすめです。
シン・整形外科の料金
シン・整形外科のリハビリは2種類のメニューが用意されています。
月4回通うスタンダードコースは月額49,800円(税込)、月2回のライトコースは月額29,800円(税込)です。
そのほかに初診料3,300円(税込)がかかります。事前相談は無料で対応可能なため、費用面や治療内容が気になる方は、事前に無料相談を受けてから来院するとよいでしょう。
まとめ
骨粗しょう症は、高齢の方のみでなく、食生活やホルモンバランスの乱れ、喫煙、運動不足、遺伝的要因などでも起こる疾病です。
初期段階では自覚症状が確認できないため、疾病が進行して、骨折や骨の痛み、変形などの症状が出てから気づく傾向があります。
骨粗しょう症は悪化すると痛みを伴う症状に悩まされることから、初期段階で気づき、対策をすることが重要です。
シン・整形外科では、2種類のX線を照射し、骨密度を精密に測定できるDEXA(デキサ)法を導入しています。
DEXA(デキサ)法は、従来の機器より精度が高いことから、初期段階の骨粗しょう症の発見も可能です。
また、一人一人にあったオリジナルメニューを採用したリハビリテーションにも力を入れています。
そのため、自身の骨密度に不安を感じているのなら、骨折や骨の変形が起こる前に最新機器を導入しているシン・整形外科を検討してみましょう。