「へバーデン結節の症状に悩まされている」「へバーデン結節の名医のもとで治療を受けたい」上記のようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
へバーデン結節は指の第1関節が変形して曲がってしまう疾患で、痛みや腫れなどの症状があります。放置しておくと骨が変形し、元に戻せなくなるため注意が必要です。
痛みや腫れが出始めた早い段階から、治療を始めましょう。
本記事では、へバーデン結節の名医や専門医を紹介します。へバーデン結節の検査方法やクリニックの選び方もあわせて解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
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へバーデン結節とは?

へバーデン結節とは、指の第1関節(DIP関節)に起こる変形性関節症の一種で、関節の腫れや変形、痛みを伴う病気です。特に40代以降の女性に多く見られ、ホルモンバランスの変化、遺伝的要因、指の使いすぎなどが関与していると考えられています。
症状は、指先の関節に腫れやこわばり、痛みが現れ、次第に関節が硬くなったり、変形したりすることがあります。初期は炎症を伴って痛みを感じることが多く、進行すると痛みが落ち着いても変形が残る場合があります。
治療は完治を目指すものではなく、痛みの緩和や進行の抑制、日常生活への支障を減らすことが目的です。保存療法(薬物療法、装具、温熱など)が中心ですが、痛みや変形が重度の場合には手術が検討されることもあります。

へバーデン結節の検査方法
へバーデン結節の検査は、主に医師による問診や視診・触診と、X線検査によって行われます。問診で
は症状の出ている関節や痛みの程度、家族歴などを確認し、視診・触診では関節の腫れや変形、押したときの痛み、動
きの制限などをチェックします。診断を確定するためにはX線検査が重要で、関節の隙間の狭まりや骨のとげ(骨棘)、
変形の程度を確認します。血液検査は通常不要ですが、関節リウマチや他の病気との鑑別が必要な場合には行われるこ
ともあります。
へバーデン結節の名医や専門医
整形外科や形成外科に在職する、へバーデン結節の名医や専門医を13名紹介します。
へバーデン結節の疑いがある方や名医のもとで治療を受けたい方は、ぜひチェックしてみてください。
青山幸生医師(あおやまゆきお)
青山医師は、西洋医学に加えて東洋医学(漢方)も活用し、へバーデン結節のような「原因が明確ではなく、治療に難
渋する慢性痛」に対し、身体全体のバランスを整えるアプローチを重視しています。特に、痛みのコントロールが難し
いケースや、一般的な治療では改善しにくい症状に対して、ペインクリニックでの神経ブロックや漢方処方などを組み
合わせることで、患者一人ひとりに合わせた個別対応を行っています。
安部洋一郎医師(あべよういちろう)
安部洋一郎医師は、NTT東日本関東病院のペインクリニック科部長を務める痛み治療の専門医であり、へバーデン結節
に対しても専門的な治療を行っています 。彼は、神経ブロック療法や脊髄神経刺激療法、経皮的椎間板摘出術、椎体形
成術など、さまざまな痛みの治療法を駆使して、患者の症状に対応しています。特に、へバーデン結節に伴う慢性的な
痛みに対しては、神経ブロックを用いた治療が効果的であるとされています。また、安部医師は、痛みの治療において
心理的要因も重要であると考え、患者の生活の質(QOL)を向上させることを目指しています。
牛田享宏医師(うしだたかひろ)
牛田享宏医師は、愛知医科大学病院の疼痛緩和外科部長であり、学際的痛みセンターのセンター長を務める、日本の慢性疼痛治療の第一人者です。彼は、整形外科、運動器疼痛学、脊椎脊髄病などの専門分野を持ち、日本整形外科学会認定整形外科専門医や日本慢性疼痛学会認定慢性疼痛専門医など、複数の専門資格を有しています 。
へバーデン結節に関して、牛田医師は「ありふれた痛み」こそ治療が難しいと指摘しています。肩こりや腰痛、五十肩、膝の痛み、そしてへバーデン結節など、日常的に多くの人が抱える慢性痛に対して、従来の医療では根本的な解決が難しいことを強調しています 。
治療方針は、多角的なアプローチを重視しています。運動器に対する理学療法、各種薬物療法(漢方を含む)、麻酔医とともに行う神経根ブロック療法、高周波パルス療法などを組み合わせるほか、精神科専門医や臨床心理士による精神・心理学的方法も含めた診療を行っています 。
また、牛田医師は「Pain in Japan 2010」という日本における慢性疼痛保有者の実態調査にも関与しており、慢性痛の実態把握とその対策に尽力しています 。
小川節郎医師(おがわせつろう)
小川節郎医師は、日本大学医学部を卒業後、麻酔科医としてのキャリアを積み、同大学で講師、助教授、教授を歴任し、2011年まで駿河台日本大学病院の院長を務めました。現在は日本大学名誉教授として、総合東京病院のペイン緩和センターで外来診療を行っています。「痛みが慢性化する前に積極的に取り除く」ことを重視し、神経ブロックや低出力レーザー療法などを用いた治療を提供しています。
また、小川医師は『整形外科疾患に対するペインクリニック: 一歩踏み出した治療』という書籍を執筆しており、整形外科的疾患に対するペインクリニック診療の実際について解説しています。
北原雅樹医師(きたはらまさき)
北原雅樹医師は、横浜市立大学附属市民総合医療センターのペインクリニック内科で診療部長および診療教授を務める、難治性慢性疼痛の専門医です 。彼は、ワシントン大学のペインセンターで学び、日本における慢性痛治療の第一人者として知られています。
へバーデン結節に対して、「異常血管を標的とした簡易的動注治療」という新しいアプローチを提案しています。この治療法は、へバーデン結節に伴う痛みの原因となる異常な血管に対して、動脈注射を用いて治療を行うもので、3年間の臨床研究が報告されています 。
また、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する「筋肉内刺激法」を日本に紹介し、筋肉の硬直や血流不足が原因となる痛みに対して、鍼治療に用いる細い針を迅速に刺入し、すぐに抜去する方法を採用しています 。この技術は、へバーデン結節に関連する慢性的な指の痛みにも応用される可能性があります。
西江宏行医師(にしえひろゆき)
西江宏行医師は、川崎医科大学附属病院の臨床腫瘍科で医長(講師)を務める、慢性疼痛治療の専門医です。三叉神経痛、帯状疱疹後神経痛、腰下肢痛、がんによる痛みなど、さまざまな慢性痛の診療を得意としています 。
岡山大学在職中には、整形外科、精神科神経科、歯科麻酔科、総合リハビリテーション部と連携し、慢性痛の治療にあたる「痛みリエゾン外来」を主宰していました 。この経験を活かし、現在もペインクリニックの診療を行っています。
治療方針は、十分な問診を行った上での薬物療法や神経ブロックを中心に、心理療法や運動療法を取り入れ、患者と共に生活の質の改善を目指すものです 。
花岡一雄医師(はなおかかずお)
花岡一雄医師は、東京八重洲クリニックに在籍するペインクリニックの専門医で、痛み治療の先駆者として知られています。彼は、独自に開発した薬剤を用いた治療や、内視鏡の一種である「硬膜外腔鏡」を用いた先進的な治療法を実践し、ペインクリニック界をリードしています 。
また、2010年には慢性疼痛に関する情報を発信する「ペイン情報センター」を設立し、代表世話人として広報・啓発活動にも積極的に取り組んでいます 。
診療は完全予約制で、外来は月曜、火曜、木曜の午後、水曜の午前・午後に行われています 。具体的な治療内容については、東京八重洲クリニックに直接お問い合わせいただくことをおすすめします。
福井聖医師(ふくいせい)
福井聖医師は、滋賀医科大学医学部附属病院でペインクリニック医を務める、慢性疼痛治療の専門家です。彼は、椎間板性腰痛に対する椎間板内高周波熱凝固法やパルス高周波法など、新しい治療法の開発に取り組んできました 。
2007年に滋賀医科大学でペインクリニック科を設立し、難治性慢性疼痛の受託研究や治療法の開発を行ってきました。また、チーム医療を推進し、2013年からは厚生労働省の慢性の痛み対策事業の一環として、学際的痛み治療センターの設立に携わっています 。
へバーデン結節に対しても、透視下神経ブロック療法や高周波熱凝固法、パルス高周波法などを用いた治療を行っています。これらの治療法は、慢性的な指の痛みに対して効果が期待されます 。
へバーデン結節の痛みに悩む方は、慢性疼痛治療の専門医に相談することで、痛みの軽減や生活の質の向上が期待できるでしょう。
福永幹彦医師(ふくながみきひこ)
福永幹彦医師は、西京都病院に在籍する心療内科医で、心療内科全般、消化器心身症、慢性疼痛の治療を専門としています。特に、社会生活に大きな支障をきたす重篤な症状の治療経験が豊富で、身体面の病態評価を優先し、症状の軽減に努めています。
福永医師の治療方針は、身体的な評価を基に、心理面・社会面の評価を加えていきながら、最終的には患者が自律的に病気をコントロールできるようサポートすることです。このアプローチは、へバーデン結節に伴う慢性的な痛みに対しても有効である可能性があります。
細井昌子医師(ほそいまさこ)
細井医師は九州大学大学病院の講師であり、慢性疼痛や心身医学、臨床心理学の分野で多くの研究を行っています 。彼女の研究は、慢性疼痛に対する心理社会的アプローチや、患者の生活の質の向上を目指すものが中心です。
増田豊医師(ますだゆたか)
増田豊医師は、なごみペインクリニックに在職しています。家族や職場とも連携し、集学的なチーム医療による慢性疼痛治療を提唱している医師です。
教員や医療従事者、製薬開発担当者らを交えたワークショップなどを通し、共同研究や地域合同研究への発展を目指しています。ペインクリニック科の診療については、クリニックに直接確認してみてください。
水野泰行医師(みずのやすゆき)
水野泰行医師は、関西医科大学部族病院に在職している心療内科医です。心身症全般、慢性疼痛、漢方治療を専門としています。
患者の生活環境やストレス、行動パターンなども考慮して症状を理解する視点が特徴です。治療では薬物療法のみでなく、症状や治療に対する患者自身の考えを尊重し、自己治癒力を引き出す治療をおこなっています。
水野泰行医師の診療は予約制で、紹介状がない場合は別途費用が必要です。初診は月曜午後、再診は月曜午後と木曜午前を担当しています。初診の際は、痛みセンター心療内科宛に診療情報提供書を作成してもらうとスムーズです。
村上孝徳医師 (むらかみたかのり)
村上孝徳医師は、札幌医科大学附属病院慢性疼痛外来の中心的存在の医師です。難治性疼痛症例への薬剤の経口投与やクモ膜下腔投与など、新しい薬物療法を推進しています。
複数の診療科やコメディカルと連携した集学的診療体制を構築している点も、村上医師の大きな特徴です。
村上孝徳医師の初診予約は、患者サービスセンターを通しての病院間でのみおこなえます。紹介状の持参が必要なため注意しましょう。

へバーデン結節の名医や専門医の選び方

へバーデン結節の名医や専門医を選ぶ際のポイントは4つあります。
- クリニックや先生の評判はよいのか
- 医療設備や機器が充実しているか
- 通いやすいか
- 対応は丁寧か
上記4つのポイントをそれぞれ解説するため、病院選びで悩んでいる方は確認してみてください。
クリニックや先生の評判
へバーデン結節の名医や専門医を選ぶ際は、クリニックや先生の評判を確認しましょう。よいクリニックや先生は、口コミで評判が広がっていきます。
地域で長く運営している病院やクリニックは、評判がよいケースが多いです。Googleマップから確認できる口コミや口コミサイトをチェックして、候補に挙げたクリニックの評判を確認してみてください。
医療設備や機器が充実
医療設備や機器が充実している病院やクリニックを選びましょう。医療設備や機器が充実しているクリニックであれば、幅広い治療法から自身に適した治療法を選択できる可能性があります。
クリニックによって医療設備や機器の充実度に差があるため、公式HPで確認するか、直接問いあわせて確認してみましょう。
通いやすさ
クリニックを選ぶ際は、通いやすさも非常に重要なポイントです。へバーデン結節の治療は、週に1~2回程度の頻度で通院する必要があります。
合計で5~15回ほど通わなくてはいけないため、通いやすい立地にあるクリニックを選びましょう。
通いやすいクリニックのポイントは次のとおりです。
- 最寄駅から近い
- 交通費の負担が少ない
- 夜遅くまで診療している
夜遅くまで診療しているクリニックなら、仕事帰りにも通いやすいです。医師の口コミや病院の評判も重要ですが、通いやすさも重視して自身に適したところを探してみてください。
対応の丁寧さ
クリニックを選ぶ際は、スタッフの対応の丁寧さを確認しましょう。スタッフが丁寧に対応してくれるクリニックなら、不快な思いをせず気分よく通えます。
医師がきちんと話を聞いてくれるかも、あわせて確認しましょう。患者一人一人の声にきちんと耳を傾けてくれる医師なら、不安やストレスを最小限に抑えて治療を進められます。
へバーデン結節の予防法
へバーデン結節の予防法は2つあります。大豆イソフラボンを摂取する方法と、ハンドクリームを塗る方法です。
今日からでも取り入れられる方法のため、へバーデン結節の発症が心配な方はぜひ実践してみてください。
大豆イソフラボンを摂取
へバーデン結節の予防には、大豆イソフラボンの摂取が有効です。へバーデン結節の原因は未だ解明されていませんが、最新の研究でエストロゲン(卵胞ホルモン)と深い関係があると分かってきました。
エストロゲンは腱や骨膜の腫れを取る、抗浮腫作用を持つ女性ホルモンです。大豆イソフラボンに含まれる成分の一つであるエクオールは、エストロゲンと構造が似ているため、年齢を重ねると減少するエストロゲンの代わりになります。
大豆イソフラボンはサプリメントでの摂取が効果的です。ぜひ自身に適したサプリメントを探してみてください。
ハンドクリームを塗る
へバーデン結節の予防には、ハンドクリームが有効です。ハンドクリームで手指をしっかり保湿しながらマッサージするのも、効果的とされます。
マッサージする際は、強く力を入れないように注意しましょう。指を使う作業は極力避け、手指に負担がかからないように意識して過ごしてみてください。

へバーデン結節に関するよくある質問
へバーデン結節に関するよくある質問を4つまとめました。へバーデン結節の発症が不安な方や症状に悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヘバーデン結節は何科で診療を受けるべき?
へバーデン結節は整形外科で診療を受けられます。
お近くの整形外科を探してみてください。
へバーデン結節は遺伝する?
へバーデン結節の遺伝性は証明されていません。
しかし身内にヘバーデン結節発症者がいる場合は、体質が似ている点を考慮し、指先に負担をかけないように注意しましょう。
重度の症状でも治療できる?
へバーデン結節の重度の症状とは、痛みが強く眠れない、物を掴めないなど、日常生活に支障があるほどひどい症状を指します。上記の場合は手術による治療をおこなうケースが多いです。
関節固定術が代表的な手術法で、チタン製のスクリューネジを指の側部または先端から挿入し、第一関節の前後の骨を固定します。
指の動作が制限されますが、痛みや腫れは軽減されます。症状によって適切な治療法が異なるため、まずはクリニックを受診してみましょう。
へバーデン結節は年齢問わず発症する?
へバーデン結節は、一般的に40歳代以降の女性に多く発症します。
平均すると55~56歳の発症者が多いです。
初期症状に腫れや皮膚の赤み、痛みがあるため、いずれかの自覚症状がある場合は早めにクリニックを受診しましょう。
クリニックを選ぶ際は、クリニックや先生の評判、医療設備や機器の充実さ、通いやすさ、対応の丁寧さが重要です。今回紹介した13名の名医・専門医も視野に入れて、自身に適した病院・クリニックを選んでみてください。
ヘバーデン結節の治療ならシン・整形外科がおすすめ

- 再生医療で痛みを根本解決
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- 安心の保証制度あり
施術費用 | ■初診 3,300円 ■MRI検査 8,000円〜12,000円 ■注入治療 198,000円〜1,078,000円※1 ■リハビリ 29,800円〜49,800円 |
診療時間 | ■受付 9時〜18時 ■MRI診断予約 24時間受付 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード 電子マネー バーコード決済 |
アクセス | 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目9-15 銀座清月堂ビル5F |
シン整形外科の指の治療は、以下の理由でおすすめです。
・専門的な知識と経験
・一連の症例への対応
・最新の医療技術の利用
・患者中心のアプローチ
・継続的なケアとフォローアップ
専門的な知識と経験
シン整形外科が指の治療におすすめな理由として、その専門的な知識と経験が挙げられます。整形外科は骨や関節の疾患に特化した分野であり、シン整形外科は指の異常や障害に対する専門的なアプローチをしています。
一連の症例への対応
シン整形外科が指の治療におすすめされる理由として、様々な指の症状や疾患に対応できることが挙げられます。関節炎、捻挫、骨折など、指にはさまざまな問題があり、その一連の症例に対して適切な治療を提供しています。
最新の医療技術の利用
シン整形外科は最新の画像診断技術や手術技術を積極的に取り入れており、より精確な診断と効果的な治療を提供しています。
患者中心のアプローチ
シン整形外科は患者のニーズや状態に合わせた個別の治療計画を提供しています。指の症状は個人差が大きいため、患者中心のアプローチが効果的な治療が求められます。
継続的なケアとフォローアップ
指の治療は手術後のリハビリテーションやフォローアップが重要です。シン整形外科は継続的なケアとフォローアップを提供しており、患者の回復をサポートしています。
まとめ
へバーデン結節は、指の第1関節が変形し曲がってしまう疾患です。40歳代以降の女性に多く見られ、未だに原因は明らかになっていません。

※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
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<参考>
時事メディカル