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関節リウマチのリハビリ方法を紹介!痛みが引かない場合の対処方法も解説

関節リウマチ(RA)のリハビリ療法は、RA療法の4本柱の1つであり、痛みや腫れの緩和が期待できます。

リハビリテーションは薬物療法とともに、早期(適切な時期)からおこなうと効果的です。

また、病状により安静にしたり適度な運動をしたり、関節に負担をかけない体の動かし方を実践できます。

それにより、関節の曲げ伸ばしの機能を維持しつつ、関節の痛みや変形などの症状も軽減し、病気の進行を抑える点が特徴です。

本記事では、関節リウマチの治療に欠かせないリハビリテーション療法について詳しく解説します。

さらに、整形外科の専門医が関節リウマチの患者一人一人に、最適な治療方法を提案して実践する「シン・整形外科」も紹介します。

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目次

関節リウマチとは?

関節リウマチ(RA)は30~50歳代の女性で多く発症し、免疫の異常(自己免疫疾患)が原因で関節に炎症がおこります。

炎症により腫れや痛み、朝のこわばり、変形、関節の曲げ伸ばしの困難などを伴う慢性炎症性疾患です。

関節炎が進行すれば関節の破壊がおこり、普段の生活が困難になるほど重症化する可能性があります。

さらに、関節以外に血管や肺、神経などにも病変が現れることもあり、全身性の疾患です。

関節リウマチの治療は、次の4本柱で構成されます。

  • 薬物療法
  • 手術療法
  • リハビリテーション療法
  • 基礎療法

関節リウマチは発症から2年以内に急に症状が進行するため、早期の薬物療法やリハビリテーション療法の開始が重要です。

最近では上記の治療方法以外に、組織の再生や効果的な痛みの緩和が可能な再生医療があります。

関節リウマチの症状

関節リウマチの症状は関節のみではなく、関節以外にも起こる場合があります。

そのため、次の2項目に分けて解説します。

  • 関節に起こる症状
  • 関節以外に起こる症状

関節に起こる症状

関節リウマチで、関節に起こる症状は次のとおりです。

朝のこわばり

朝の起床直後(約30分以内)に指や手足などの関節がこわばり、動かしにくく感じます

こわばりは、睡眠中に長時間、関節を動かしていない状態が続くために起こり、動かすことで一時的に改善される点が特徴です。

しかし、病状が進行するとこわばりが長く続くようになります。

関節の腫れや痛み

関節に炎症が起こるため、熱を持ち痛みや腫れが生じます

関節の痛みや腫れは左右対称に起こりやすく、複数の部位に現れたり、あちこちに移動したりします。

好発部位は手指の第2関節です。

関節の変形

進行すると関節の骨や軟骨が破壊されて、関節リウマチに特有の関節の変形が起こります

たとえば、スワンネック変形や外反母趾などがあります。

朝にリモコンのボタンを押しにくい、ドアノブを回しにくい、箸が使いにくいなど、普段できていたことが困難になりだしたら受診を考えましょう。

関節以外に起こる症状

関節リウマチで、関節以外に起こる症状は次のとおりです。

  • 微熱
  • 食欲不振
  • 体がだるい
  • 体重減少
  • 貧血
  • リンパ節の腫れ

関節以外の症状のみでは、関節リウマチとは気づかないこともあります

そのため、関節の症状もあわせて判断し、早めに医療機関を受診してください。

関節リウマチの痛みの原因

関節リウマチのつらい痛みの原因は次のとおりです。

  • 免疫の異常による炎症
  • 骨の破壊

免疫の異常による炎症

関節リウマチは、自己免疫疾患の1つです。

本来、細菌やウイルス、異物などの外敵を排除する免疫系が自己の組織(関節)を攻撃するため、炎症が引き起こされます。

自己免疫の攻撃が原因で、関節包の内側を覆う膜(滑膜)に炎症が生じます。

さらに、滑膜が腫れて厚みを増すとともに関節腔内に関節液がたまり、神経が圧迫されて痛みがでる点も特徴です。

関節の腫れによって関節の曲げ伸ばしが困難になり、朝のこわばりなどの症状がでます。

骨の破壊

免疫の異常が原因で起こる関節内の炎症が引き金となり、骨や軟骨の破壊が進行して痛みが増します

通常、骨は骨芽細胞と破骨細胞がバランスを保ちながら維持されている点が特徴です

しかし、関節リウマチになると破骨細胞が活性化されて、相対的に骨を壊す(弱くする)作用が強くなり、骨の破壊が進みます。

一度、骨が破壊されてしまうと元には戻りません。そのため、早期の発見と治療が重要です。

関節リウマチの目的に合わせたリハビリ方法

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ここからは、関節リウマチのリハビリ方法を目的別に解説します。

  • 運動機能・動作の回復
  • 関節の変形による機能改善

炎症がひどく痛みや腫れなどの症状が強く出ているとき、無理に関節を動かして負荷をかければ悪化する可能性があります。

また、痛みなどの症状があまり出ていない状態で関節を休めていると、関節の動きが悪くなったり、筋力が低下したりと好ましくありません。

このように、リハビリは病状に応じて適切におこなう必要があります

そのため、患者一人一人に合わせた治療と、リハビリをおこなう整形外科で診てもらいましょう。

運動機能・動作の回復

運動機能・動作の回復を目的とした次のリハビリ方法について解説します。

  • 可動域訓練
  • 筋力増強訓練
  • 起立・歩行訓練
  • 温熱療法

上記のリハビリをおこなうと、腫れや痛みが緩和され、日常生活での動作も楽になります。

可動域訓練

可動域訓練では、病状の進行とともに狭くなる関節の可動域を維持したり、少しずつ広げたりします

関節に負担がかからないように、患者自身もしくは介助者に補助してもらい、無理のないように関節の可動域を広げます。

筋力増強訓練

筋力増強訓練で弱っている筋肉を鍛えると、関節周りの筋肉が強化されます。

強化された筋肉は関節をサポートするようになり、関節の不安定さや負担が軽減し、関節をスムーズに動かせるようになります。

結果として、日常生活の動作も楽になる点がメリットです。

関節の炎症がひどく、症状が強くでている場合は、関節を動かさずに筋肉を鍛えられる等尺性運動が適しています。

起立・歩行訓練

起立したり歩いたりする場合に、よくおこなう基本動作の訓練をおこないます

症状の度合いは患者により異なります。

そのため膝関節が不安定な方は、膝関節周りの筋力を鍛える目的で、大腿四頭筋などを意識して鍛えましょう。

関節への負担を軽減するために、温水プールや平行棒などを使用して訓練をおこないます。

温熱療法

温熱療法は慢性的な腫れや痛みが続いているような場合におこなわれ、ホットパックなどを用いて関節を温める治療法です。

関節を温めると血行が改善して、痛みや腫れなどが緩和されます。

温熱療法は、運動療法の前におこなうのも効果的です。

関節の変形による機能改善

症状に応じて次のような療法をおこなうと、普段の生活での動作が楽になり、関節の変形による不自由さも改善されます。

  • 作業療法
  • 装具・自助具を使った療法

作業療法

作業療法では、症状に応じて関節に負担をかけないように動作を改善します。

日頃の姿勢や動作を見直したり、関節の変形により不自由になった動作を改善したりできる点がメリットです。

たとえば、デスクでPCを使うときに目線が水平になるようイスの高さを調節したり、蛇口をレバーハンドルに取り替えたりして関節への負担を減らします。

その他、粘土細工などの工作や、編み物などの手芸の作業を通して関節の機能を維持したり、回復したりします。

装具・自助具を使った療法

装具や自助具を使用した療法では、コルセットやサポーターなどで関節をサポートし、機能の低下や病状の悪化を防ぎます。

装具や自助具を使うことで、関節の安静を保ったり、負担がかからないように動かしたりできます。

関節リウマチの痛みが引かない場合は他の治療法も検討しよう

関節リウマチの痛みや腫れが引かない場合は、次の治療方法も検討しましょう。

  • 基礎療法
  • 薬物療法
  • 手術療法

最近では、上記以外に再生医療があります。

再生医療では、上記の治療方法ではできない組織の再生や、効果的な痛みの緩和が可能です。

基礎療法

基礎療法は、患者自身が関節リウマチについて正しい知識をつけて、日々の暮しのなかで注意点を意識して守りながら治療に役立てます

たとえば、安静と適切な運動、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、冷え対策など関節リュウマチと上手く付き合うための対策をおこないます。

薬物療法

関節リウマチは発症から2年以内に急に症状が進行するため、薬物療法はリハビリ療法とともに早期からおこなうことが重要です。

薬物療法により病状を改善し、痛みや腫れなどの症状を緩和して、関節破壊の進行を防止します。

薬物療法はメトトレキサートを中心に使用しますが、従来型抗リウマチ薬や生物学的製剤、JAK阻害薬などを用いる場合もあります。

手術療法

保存治療を十分におこなっても効果がない、また不十分な場合は手術療法を検討する場合があります

手術療法には次のような方法があります。

  • 人工関節置換術
  • 関節(温存)形成術
  • 関節固定術
  • 滑膜切除術

手術後の早期から長期にわたり、リハビリテーション治療の継続が必要です。

手術療法は体にかかる負担が大きいため、なるべく避けたいところです。

最近では、組織の再生が見込める再生医療のような選択肢もあります。

関節リウマチは早期の治療開始が重要

関節リウマチは、発症から2年以内に急に症状が進行するため、早期の発見と治療開始が重要です。

一度、関節が変形したり破壊されたりすると、元に戻せません。

早期に発見し適切な治療をはじめれば、関節リウマチにより低下した身体機能の改善が見込めます。

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再生医療のメリットは、従来の医療ではできない組織再生や、効果的な痛みの緩和です。

日帰りで受けられる最新治療

シン・整形外科では、日帰りで再生医療などの最新の治療が受けられます

再生治療は関節に注射するのみのため、体への負担が軽く日帰りでの治療が可能です。

ほかにも、関節へのヒアルロン酸注射やステロイド注射なども受けられます。

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シン・整形外科では、日本整形外科学会認定の専門医による正確な診断に基づき、最適な治療方法を提案します。

より正確な診断のためにMRI画像検査もおこない、疾患の鑑別や関節リウマチの状態や進行状況などを把握できる点がメリットです。

診断の結果により、再生医療などの最適な治療方法を提案します。

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受診する前に治療内容や再生治療の効果など、疑問や不安に思う事柄を無料で電話相談できます。

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充実したリハビリテーション

シン・整形外科の強みは、再生療法で十分に痛みを緩和し、組織の再生が見込める点です。

さらに、治療効果を高めて再発防止を図るために、リハビリテーションの内容も充実しています。

リハビリテーションは、専門医の管理下で経験豊富な理学療法士がマンツーマン態勢でおこなうことが特徴です。

そのため、患者一人一人に合わせたオーダーメードのリハビリメーニューで、効率的に痛みを緩和します。

まとめ

関節リウマチは発症から2年以内に急に症状が進行するため、早期の発見や薬物療法、リハビリテーション療法の開始が重要です。

朝に関節がこわばる、微熱、だるさ、食欲がないなどの症状が現れたら、早めに医療機関を受診しましょう。

最近では再生医療が発達し、従来の医療ではできなかった組織の再生や効果的な痛みの緩和ができるようになりました。

シン・整形外科は再生医療とリハビリに特化しており、日帰りで効果的な治療がおこなえるためおすすめです。

<参考>
シン・整形外科

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