骨粗しょう症（骨粗鬆症）の治療法は？原因や初期症状についても解説

骨粗しょう症の治療法には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。

骨粗しょう症とは骨密度の低下により骨がもろくなり、転倒しやすくなったり、骨折しやすくなったりする疾病です。

加齢やホルモンバランスの乱れ、喫煙、運動不足、遺伝子的要因など、さまざまな原因が重なることで症状が起こるため、誰でもかかる可能性がある疾病といえるでしょう。

本記事では、骨粗しょう症（骨粗鬆症）の3つの治療法や原因、初期症状に関してまとめました。

骨粗しょう症は進行する疾病なため、本記事で対策や治療法を知り、早めにクリニックを受診するようにしましょう。

骨粗しょう症（骨粗鬆症）の治療法

骨粗しょう症（骨粗鬆症）には、主に次の3つの治療法があります。

• 食事療法
• 運動療法
• 薬物療法

ここでは、それぞれの治療法を詳しく解説します。医師と相談の上、自身の状況や症状にあわせて、適切な治療法を選択しましょう。

食事療法

骨粗しょう症の主な治療法の一つに食事療法があります。バランスの取れた食生活は、健康な身体づくりの基本です。

骨粗しょう症の治療に関しても、食事から適切な栄養素を摂取することで、骨の健康状態がよくなる可能性が期待できます。

とくに重要な栄養素は、カルシウム、ビタミンD、そしてビタミンKです。

カルシウムは骨の主要成分であり、乳製品、魚、ナッツ類などから摂取できます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける栄養素です。日光により生成されますが、食事からの摂取も可能です。

ビタミンDを多く含む食材としては、サーモンやマグロなどの魚介類、乳製品、卵黄、きのこなどがおすすめです。

また、ビタミンKは骨を強化するのに役立ち、緑黄色野菜や魚、肉などに含まれます。

また、骨の強度や密度を維持し、向上させるためにはタンパク質も必要です。

食事は健康な身体づくりの基本になります。しかし、忙しくて食事に十分に気を配れないようなら、無理をせず、必要な栄養素をサプリメントで補うのもよいでしょう。

運動療法

適度な運動は骨粗しょう症の治療に効果的です。運動により骨や筋力に適度な刺激を与えることで、骨折や転倒などのリスクを軽減できます。

ウォーキングやランニング、筋力トレーニングなど、適度に骨や筋力に負荷をかける運動を日々の生活に取り入れましょう。

また、身体のバランスを保つ効果が期待できるヨガやピラティスなどの有酸素運動もおすすめです。

大切なのは継続をすることです。

ストレスにならない範囲で運動をおこない、強い筋力と骨密度の改善をおこないましょう。

薬物療法

薬物療法は、骨粗しょう症の進行を抑制し、骨の強化を促進する治療法です。

一般的な薬には、ビスホスホネートやホルモン補充療法（HRT）と呼ばれる骨吸収抑制剤があります。

ビスホスホネートは骨の吸収を抑え、骨密度を増加させる効果が期待できる薬です。

ホルモン補充療法（HRT）は、女性の更年期における骨粗しょう症のリスクを低減させるのに役立ちます。

ただし、ビスホスホネートは消化器障害、胃部不快感、便秘、ホルモン補充療法（HRT）は乳房や下腹部の張り、不正性器出血の副作用があるため注意が必要です。

安全に薬を服用するためには、医師の指導のもとで用法用量を守り、正しく使用するようにしましょう。

シン・整形外科で骨粗しょう症の治療・予防をしよう！

骨粗しょう症の治療や予防には、シン・整形外科がおすすめです。シン・整形外科は銀座駅から徒歩1分の好立地にあります。

最新の再生医療に特化し、リハビリにも力を入れているため、骨粗しょう症の予防や治療にも高い効果が期待できます。

ここではシン・整形外科の特徴や料金を詳しくまとめました。骨粗しょう症が疑われる方は、ぜひチェックしてみてください。

シン・整形外科の料金

シン・整形外科では、骨粗しょう症の予防や治療にリハビリをおすすめしています。

厳しい審査に合格した理学療法士がマンツーマンで対応可能なため、安心して任せられる点が魅力です。

リハビリコースは月4回通院するスタンダードコース月額49,800円（税込）と、月2回通院するライトコース月額29,800円（税込）の2つが用意されています。

初めての来院では、初診料3,300円（税込）、骨密度を検査するDEXA法の費用も必要になりますが、詳しい検査をおこなうことでオーダーメイドの治療メニューの作成が可能です。

無料で事前相談ができるため、費用面や治療内容が気になる方は、問いあわせてみましょう。

シン・整形外科の特徴

シン・整形外科では再生医療やリハビリを用いた治療をおこないます。基本的にメスを使わないため、気軽に通える点が魅力です。

また、最新のDEXA法を採用している点も特徴といえるでしょう。

DEXA法とは最新のX線骨密度測定器で、微妙な2種類のX線を照射し、骨密度を測定します。

今までの超音波やMD法、CT法などと比較して精度が高いことから、骨粗しょう症による骨折のリスクを正確に評価できます。

手術がない

シン・整形外科は再生医療とリハビリをメインに治療をおこなうクリニックです。

そのため、メスを使う手術を一切おこなうことがなく、痛みを伴う治療が怖い方でもストレスなく通院できます。

また、骨粗しょう症の治療では、リハビリがメインになりますが、医師や看護師、理学療法士の接客や指導が丁寧で安心して通える点も大きなポイントです。

リハビリメニューも一人一人の症状にあわせて、オーダーメイドで作成します。

痛みを伴わない治療ができるため、血がでる治療が苦手な方は、シン・整形外科を検討してみましょう。

痛み除去・再生医療に特化

シン・整形外科は、再生医療専門のクリニックです。

基本的にメスを使わず、痛みを緩和し、ストレスを軽減する治療に力を入れています。

シン・整形外科で取り扱われている再生医療は次のとおりです。

• 幹細胞培養治療：皮下脂肪から幹細胞を抽出、培養して患部に注入する
• PRP-PRO治療：成長因子やサイトカインを使用し、痛みの原因にとなる炎症を緩和させる
• PRP-FD治療：血小板を濃縮した液体成分を活性化し、患部の損傷部位に注入する

シン・整形外科では、自身の細胞を治療に活用するため、少ないリスクで治療が可能です。

骨粗しょう症はもちろん、慢性的な膝や関節の痛みに対応可能なことから、他のクリニックの治療で効果を感じられなかった方におすすめです。

日本整形外科学会認定の専門医が診察

シン・整形外科では整形外科の専門医が診察を担当します。日本整形外科学会認定の専門医で、正確で丁寧な診察が可能です。

また、リハビリでは厳しい審査をクリアした経験豊富な理学療法士が対応します。

マンツーマン指導が受けられるため、自宅でのリハビリ方法や注意点など、細かく質問できる点が魅力です。

治療保障制度

シン・整形外科では、豊富な実績をもとに万全の体制で治療をおこないます。

しかし、万が一、治療効果が得られなかった際には、無料で再治療をおこなう保証制度も用意しています。

保証対象はリハビリスタンダードコースを6か月以上継続した方で、保証期間は初回施術後1年間です。

6か月間のリハビリ費用は安くはありませんが、シン・整形外科なら保証体制も万全なため、安心して通えるでしょう。

シン・整形外科の診察の流れ

骨粗しょう症が疑われる場合のシン・整形外科の診察の流れを紹介します。

初めていくクリニックに不安がある方は、ぜひ全体の流れを把握してから検討してみてください。

1：診療予約

シン・整形外科は完全予約制です。そのため、事前に電話、またはWEBサイトからの予約が必要になります。

事前予約で当日の待ち時間が最小限になるため、予約時間には遅れないように注意をしましょう。

2：無料電話相談

シン・整形外科では無料で電話相談が受けられます。

骨粗しょう症が疑われる場合の治療方法や費用面など、不安や疑問を気軽に相談できるため、当日は聞きたいことをメモしてまとめておくとよいでしょう。

3：診察・カウンセリング

予約当日に来院すると個人情報や受診歴などを詳しく聞いた後、触診をしたり、検査をしたりして診察をします。

その結果をみて医師が最適な治療方法をを提案するため、相談しながら決めましょう。

基本的に骨粗しょう症と診断された場合は、リハビリをおこない症状の改善を図ります。

4：リハビリ

シン・整形外科では骨粗しょう症にはリハビリをおすすめしています。

物理療法や各種ケア用品、運動療法に関する情報など、万全のサポートを受けられるため、骨粗しょう症で悩んでいる方におすすめです。

また、シン・整形外科では経験豊富な理学療法士が、一人一人にあわせたオリジナルメニューを処方しています。

自宅で一人でできるリハビリの指導も受けられることから、骨粗しょう症による症状を早く改善したい方にも最適です。

骨粗しょう症の予防法

骨粗しょう症は遺伝子的要因、加齢、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が重なり起こる疾病です。

そのため、規則正しい生活を送り、いくつかの注意点を守ることで予防もできます。

• 健康的な食事を心がける
• カルシウムの吸収を悪くしない
• 適度な運動をする
• 日光浴をする

ここでは、骨粗しょう症を自身で予防する方法をまとめました。骨の丈夫さに自信がない方は、ぜひチェックしてみてください。

健康的な食事を心がける

健康的な食事を心がけることは、骨粗しょう症の予防に有効です。とくにカルシウムやビタミンDが豊富な食品を多めに摂取するようにしましょう。

カルシウムは骨を強くし、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があります。

食材なら牛乳やチーズ、魚、豆腐に多くカルシウムが含まれ、ビタミンDは日光浴や卵、キノコに多く含まれます。

また、たんぱく質も骨の材料になるため、多めに摂りたい栄養素です。

たんぱく質は肉、魚、卵、豆類から補えます。ただし、忙しく食事の栄養価に気を配る余裕がない場合は、サプリメントで補うのもよいでしょう。

カルシウムの吸収を悪くしない

カルシウムは一緒に摂取する栄養により、吸収率が異なります。そのため、吸収をよくする食材を選んで食べることが大切です。

たとえば、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートする働きがあることから、一緒に摂取すると効果的です。

ビタミンDを多く含む食材は、サーモン、マグロ、乳製品などになります。反対に食塩やカフェインは多く摂取するとカルシウムの排出を促す効果があるため、注意が必要です。

またアルコールやタバコの過剰摂取もカルシウムの吸収を悪くします。

健康な骨を維持するためには、カルシウムを効率的に吸収する必要があることから、吸収を妨げる食材や生活習慣を避け、正しい食事を心がけるようにしましょう。

適度な運動をする

適度な運動は骨粗しょう症の予防に効果的です。骨は、適度なストレスや負荷を受けることで強くなります。

重力に逆らい体重を支えるようなウォーキングやジョギング、または重い物を持つウェイトトレーニングなどが有効です。

運動を習慣化させることで骨密度が増加し、骨の強度や耐久性が向上します。

また、ヨガやピラティスなどのバランスを保つための運動も骨粗しょう症の予防に高い効果が期待できます。

歩いたり、走ったりなどの運動が苦手な方は、隙間時間にヨガやピラティスを取り入れてみるのもよいでしょう。

日光浴をする

太陽の光を浴びる日光浴は、体内でビタミンDを生成する効果があります。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の健康維持に重要な役割を果たす栄養素なため、定期的に日光を浴びる習慣をつけるようにしましょう。

日光浴をするタイミングは日中よりは、朝や夕方のほうがおすすめです。

朝や夕方は日差しが柔らかいことから、気持ちよい日光浴ができます。

ただし、紫外線は肌に大きなダメージを与えるため、日焼け止めや帽子、日傘などで肌を保護しながらおこなうようにしましょう。

まとめ

骨粗しょう症は骨がもろくなり、骨折のリスクが高まる疾病です。とくに加齢や女性ホルモンの減少、喫煙習慣、運動不足、遺伝的要因などの原因が挙げられます。

そのため、生活習慣を整えることで予防が可能です。カルシウムやビタミンDを多く摂取する食生活やカルシウムの吸収をよくする食材の組みあわせ、適度な運動習慣などを心がけるようにしましょう。

また、クリニックで骨粗しょう症と診断された場合は、食事療法、運動療法、薬物療法などの治療法があります。

シン・整形外科では、最新の骨密度測定ができるDEXA法を採用した検査が受けられます。

従来の検査より精密に骨密度を測定できることから、骨折のリスクを把握したい方におすすめです。

骨粗しょう症は予防と早期発見が重要になります。放置すると症状が進行し、悪化する危険性もあることから、骨密度が気になる方は、早めにシン・整形外科を受診しましょう。

＜参考＞
シン・整形外科