PRP-FD治療
PRP治療法とは?
PRPとは、血液を遠心分離にかけ血小板を多く含む層を抽出したものです。血液に含まれる血小板は傷を追った患部に集まって、成長因子を放出します。成長因子には組織や細胞を修復する働きがあります。
PRP治療はこの働きを利用し、関節内の傷んだ組織の組織や細胞を修復したり、痛みや関節機能の改善を促します。PRP療法は海外では一般的な治療として知られており、メジャーリーガーも受けている治療法です。
PRP-FDとは
PRP-FDとは、患者様の血液から抽出したPRP(多血小板血漿)を活性化し濃縮したもので、組織や細胞の修復に働く成長因子が、一般的なPRP療法の2倍以上含まれています。この濃縮したものを無細胞化しフリーズドライにするため、長期保存が可能です。
PRP療法のポイント
血液を治療に活用
成長因子が豊富
合わせ、治療が可能
変形性膝関節症に対する良好な治療成績
治療前と比較して1,3,6,12ヶ月いずれも有意に改善。
参照:関節外科.Vol9.Sep2020より
PRP-FDの治療実績
実際にPRP-FD治療を受けることで痛みを改善でき競技に復帰したという事例もあります。
対象
年齢:36歳
性別:男性
職業:スプリントコーチ(元陸上選手)
傷病名:右ひざ半月板断裂
参照元:松田 芳和,開業医視点から見るバイオセラピー治療の適応と可能性 血小板由来成分濃縮物(PFC)と自己タンパク質溶液(APS)の治療成績 at JOSKA2020;2020/12;神戸国際会場
当院のPRP-FD治療の特徴
- POINT01
長期的な効果を期待できる - PRP-FDを注入することで、サイトカインや成長因子が組織の炎症を改善し、修復を促します。
- POINT02
手術・入院の必要がない - 治療に必要なのは、血液の採取とPRP-FD注入の際の注射のみのため入院の必要がありません。手術・入院をせずにひざの治療が可能です。
- POINT03
副作用のリスクが少ない - 治療に患者様自身の血液を活用するので、アレルギー反応や拒否反応の心配はほとんど必要ありません。
- POINT04
治療後の痛みが少ない - 組織や細胞の修復に働く成長因子のみを抽出しており、細胞は含まれていないため治療後の痛みは非常に少なくなっています。
こんな方におすすめ
- 手術をせずにひざの痛みを取りたい
- できるだけ治療後の痛みを抑えたい
- ヒアルロン酸では効かない
- 長い治療効果を得たい
- 忙しくて治療に時間をかけられない
- 今のライフスタイルを崩さず、治療したい
治療の流れ
- 01 採血
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約50mlの血液を患者様から採取します。
- 02 加工
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細胞加工施設(CPC)で約3週間かけ、PRP-FDを生成します。
- 03 注入
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採血から約3週間後に再度ご来院いただき、PRP-FDを患部へ注入します。
費用
治療価格につきましては、治療価格ページにてご案内しております。当院は保険適用外の治療となりますが、医療控除の対象となる可能性がありますので併せてご確認ください。
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