ブシャール結節の原因とは?症状の特徴やおすすめの治療法も紹介

2025.09.11

手や指の関節が腫れたり、こわばりや浮腫みを感じたりする症状が続いて悩んでいませんか? 痛みを感じて日常生活に支障をきたしている方もいるでしょう。 痛みを放置すると悪化して手先を使用する動作が困難になったり、完治するまでに時間を要したりといった事態を引き起こします。 上記のような症状は、ブシャール結節である可能性が高く、悪化させないためには早期の治療が必要です。 本記事では、ブシャール結節の原因や症状の特徴、おすすめの治療方法を紹介します。 ブシャール結節の特徴や最適な治療方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ブシャール結節とは

ブシャール結節の特徴は次のとおりです。
  • 第二関節部分が腫れる
  • 手のこわばりや浮腫み
  • へパーデン結節との合併発症が多い
それぞれについて解説します。

第二関節部分が腫れる

ブシャール結節では、手指の第二関節部分に腫れが生じます。 腫れるほかに、関節部分が変形したり曲がったりするケースもあります。 痛みが生じるかどうかは個人差があるため、痛みを感じないこともあるでしょう。 痛みが生じなくても関節部分に異常が生じるため、日常生活にも支障をきたすことが考えられます。 関節部分の異常は、放置して改善する可能性は低いでしょう。 とくに痛みが生じる場合は、早期に痛みを取り除くための治療方法を探すことが必要です。

手のこわばりや浮腫み

ブシャール結節では、手のこわばりや浮腫みが生じます。 自身でさすったりマッサージをしたりしても手のこわばりやむくみが続くようであれば、ブシャール結節である可能性が高いです。 放置しておくとこわばりや浮腫みが悪化し、親指や人差し指の場合は物をつかんだり蓋を開けたりする動作がしづらくなります。 また、薬指や小指の場合は、包丁を握ることが難しくなるでしょう。 いずれにしても日常生活に支障をきたすため、症状にあわせた治療に取り組むことが必要です。

ヘパーデン結節との合併発症が多い

ブシャール結節は、へパーデン結節と合わせて発症するケースが多いです。 へパーデン結節では、第一関節部分が腫れたり変形したりします。 ブシャール結節は第二関節で発症するため、異常がある関節の位置でブシャール結節なのか、ヘパーデン結節なのかを見極めることができます。 ブシャール結節とへパーデン結節が合併発症した場合は、より指先の使用が困難になるため、早期に治療を受けましょう。 合併発症自体が珍しいことではないため、信頼できる整形外科医に相談してみてください。

ブシャール結節の原因

ブシャール結節の原因は次のとおりです。
  • はっきりとした原因は特定されていない
  • 手の使い過ぎ
  • 女性ホルモンの低下
それぞれについて解説します。

はっきりとした原因は特定されていない

ブシャール結節のはっきりとした原因は、現時点で特定されていません。 遺伝性がある病気なのかも判明しておらず、専門家による原因の解明が期待されています。 家族にブシャール結節を発症した方がいる場合は、念のため指先への負担を減らす生活を心がけましょう。

手の使い過ぎ

ブシャール結節は、指先をよく使用する方が発症しやすい傾向があります。 たとえば、次のような方は日頃から指先や関節への負担がかかりやすいです。
  • ピアノやギターを弾く方
  • 料理をする方
  • 裁縫をする方
手の使いすぎにより関節へ負担がかかり腫れや痛みを発症した場合は、無理をせずに休むことを心がけましょう。

女性ホルモンの低下

ブシャール結節は、40歳以上の女性が多く発症する傾向があります。 女性ホルモンであるエストロゲンの減少が、ブシャール結節の原因だと考えられます。 エストロゲンには軟骨を滑らかに保つ効果があるため、エストロゲンの減少で軟骨がすり減りやすくなるからです。 以上のように、女性ホルモンの低下が関節に異常をもたらすことにつながります。 更年期を迎えると女性ホルモンが低下しやすくなるため、より指先に負担をかけない心がけが大切です。

ブシャール結節の治療方法

ブシャール結節の治療方法は次のとおりです。
  • テーピングなどで固定し痛みを沈静化
  • 関節のリハビリ
  • 手術
それぞれについて解説します。

テーピングなどで固定し痛みを沈静化

ブシャール結節の治療方法で代表的なものは、患部をテープで固定する方法です。 治療用のテーピングやサポーター、プラスチック装具などを使用し、痛みを感じにくい位置で固定します。 ブシャール結節により痛みを感じている場合、固定することで痛みの沈静化が期待できるからです。 痛みがない場合でも固定しておくと、指先への負担を軽減し痛みを出にくくする効果もあります。 ただし、長時間固定したままにする際は注意が必要です。 長時間固定することで、血行が悪くなったり、筋力が衰えてしまったりするからです。 定期的にテーピングやサポーターなどを外す時間も作るようにしましょう。

関節のリハビリ

ブシャール結節を完治させるためにはリハビリが効果的です。 テーピングなどで固定させていた状態から日常生活に戻れるよう、関節の可動域を広げるリハビリをおこなったり、筋力トレーニングをおこなったりします。 リハビリの内容決めや進捗管理を自身でおこなうことは困難です。 さらに、誤った方法でリハビリや筋力トレーニングをおこなうと、治療につながらない可能性もあります。 信頼できる整形外科に相談し、リハビリやセルフケアの指導を受けることがおすすめです。

手術

テーピングやリハビリで痛みが取れない場合の治療方法として、手術が挙げられます。 痛みが取れない状態が続くと、日常生活にも支障をきたす可能性が高いため、専門医から手術を勧められることがあります。 ブシャール結節の治療のためにおこなわれる手術内容の例は、原因となる箇所の部分切除や人工関節への置換などです。 部分切除や人工関節への置換以外にも、患部の状態により手術内容は変わります。 手術を受ける場合は、内容やリスクについて医師から説明を受け疑問や不安を取り除くことが大切です。

ブシャール結節を治すならシン・整形外科での治療がおすすめ

ブシャール結節の治療をおこなえるシン・整形外科には、次のような特徴があります。
  • シン・整形外科は痛みの治療に特化
  • 手術なしで痛みを取る「再生治療」
  • 安心の再治療保証
それぞれについて解説します。

シン・整形外科は痛みの治療に特化

シン・整形外科は、患者がいち早く健康な生活を送れるよう、痛みを早期に取り除く治療に特化しています。 痛みを取り除くための再生治療に加え、運動療法やリハビリのサポートも充実しており、治療効果を最大化する工夫が凝らされています。 ブシャール結節による関節の痛みはもちろん、関節の痛みをいち早く取り除きたい方は、ぜひ相談してみてください。

手術なしで痛みを取る「再生治療」

シン・整形外科では、手術なしで痛みを取る「再生治療」を提供しています。 再生治療とは、患者自身の血液や細胞を使用して治療したい部位を治す方法です。 手術よりも早期回復が見込めるうえ、痛みを取り除く治療法として注目されています。 シン・整形外科では、日本整形外科認定の専門医が診察にあたります。 さらに、シン・整形外科は再生治療についての実績も豊富です。 シン・整形外科なら、メスを使用せず手術よりも治療のリスクが少ない再生治療で、ブシャール結節を早く治せます。

安心の再治療保証

シン・整形外科での治療には、安心の再治療保証が付いています。 再治療保証とは、初回の治療で効果が出なかった場合に、無償で追加1回分の治療が受けられる制度です。 治療効果の出方には個人差がありますが、初回治療後1年以内であれば再治療が可能です。 初回治療を終えた後も疑問や不安があれば医師に相談し、再治療を受けられる環境が整えられているため、安心して治療に臨めるでしょう。

ブシャール結節を予防する方法

ブシャール結節を予防する方法は次の3つです。
  • 指先に過度な負担をかけない
  • 関節に痛みを感じたら休ませる
  • ストレスをためこまない
それぞれについて解説します。

指先に過度な負担をかけない

ブシャール結節は、指先に過度な負担がかかると発症しやすいです。 そのため、指先に過度な負担をかけないよう過ごしましょう。 指先をよく使用する方も、負担や疲労を感じたら休憩を挟むことが大切です。

関節に痛みを感じたら休ませる

手指の関節に痛みを感じたら、無理をせず休ませましょう。 痛みを感じながらも手指を動かし続けると、症状が悪化しやすいため、少しの痛みでも見逃さず、痛みや違和感を感じたら専門医への相談をおすすめします。

ストレスをためこまない

ブシャール結節を予防するために、ストレスをためこまないでおきましょう。 ストレスはホルモンバランスを不安定にし、とくに女性ホルモンが低下する原因となるからです。 適度に運動を取り入れたり、健康的な食生活を心がけたりし、ストレスをためない工夫をしてみてください。

まとめ

本記事では、ブシャール結節の原因や症状の特徴、おすすめの治療方法を紹介しました。 ブシャール結節は、適切な治療で治せるため、放置せず専門医へ相談しましょう。 痛みを取り除き、ブシャール結節の治療がしたい方には、手術を伴わない再生医療での治療を提供するシン・整形外科がおすすめです。 ブシャール結節の可能性がある場合は、症状が悪化する前に気軽に相談してみてください。 〈参考〉 シン・整形外科 公式サイト
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