その他、手の外科疾患

その他、手の外科疾患

マレット指について

手指の第1関節が曲がったままで、腫れや痛みがあり、自分で伸ばそうとしても伸びないのが特徴です。 指を伸ばす筋が切れた「腱断裂」と、スジがついている骨の一部が折れた「骨折」を伴うものがあります。手術が必要な場合もあるため、症状がある場合には当院に相談ください。

マレット指について

グロームス腫瘍について

指先をぶつけたり、寒いときに爪の一部が痛い場合、グロームス腫瘍の疑いがあります。爪の下に腫瘍が透けて見えたり、爪の変形の原因になることもあります。 最終的な診断はMRI検査を行い診断します。手術が適応となる場合もありますので、症状がある場合には当院にご相談ください。

グロームス腫瘍

デュプイトラン拘縮
について

手のひらから指にかけて硬結(こぶのようなもの)ができ、皮膚がひきつれて指が徐々に伸ばしにくくなります。 人差し指や小指に多く見られ、他の指や足の裏にもできることがあります。痛みはあまりありません。注射・リハビリ・手術などの治療が必要となります。

デュプイトラン拘縮について

撓骨遠位端骨折について

原因

中年以降の方が転んで手をついた際に骨折する場合が最も多く、特に閉経後の女性は、骨粗鬆症で骨が脆くなっており簡単に折れてしまいます。 若い人でも走っていて転んだり、高所からの転落時に手をついて、強い外力が加わると骨折します。

撓骨遠位端骨折について

症状

中年以降の方が転んで手をついた際に骨折する場合が最も多く、特に閉経後の女性は、骨粗鬆症で骨が脆くなっており簡単に折れてしまいます。 若い人でも走っていて転んだり、高所からの転落時に手をついて、強い外力が加わると骨折します。

撓骨遠位端骨折の症状

診断

転んで手をついて、痛みや腫れが出たような場合には骨折が疑われます。診断にはレントゲン撮影が必要です。

撓骨遠位端骨折の診断

(画像引用)日本整形外科学会|撓骨遠位端骨折

治療

骨折のずれは手を引っ張ったりなどして、もとの形近くに戻し、ギプスで固定します。ギプス固定中であっても手・指はつとめて動かすようにします。 骨折部の転位が大きかったり、粉砕の強い場合には、手術にて整復固定する場合もあります。

撓骨遠位端骨折の治療
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