「膝の外側を押すと痛みがあってつらい」「膝の痛みを予防する方法を知りたい」
上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
膝の外側を押すと痛みがある場合、通称ランナー膝と呼ばれる「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」が疑われます。
腸脛靭帯炎は、過度なランニングやO脚などが原因となって引き起こされる疾患です。
本記事では、腸脛靱帯炎の症状や原因などについて解説します。膝周辺が痛む場合に考えられるほかの疾患や膝の痛みを予防する方法もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
腸脛靱帯炎とは?
腸脛靱帯炎は、長時間のランニングやサイクリングなどをおこなった際に膝の外側に痛みが出る疾患です。
膝を繰り返し曲げ伸ばしすると、膝の外側の骨を腸脛靭帯が何度も通過するために炎症が生じて痛みが発生します。
ランニングによる発症例が多いため「ランナー膝」とも呼ばれます。
腸脛靱帯炎の症状
腸脛靭帯炎の初期症状は、ランニング後に発生する痛みです。休むと痛みはなくなります。症状を無視してランニングを続けていると次第に痛みが増し、簡単に消えなくなってくるため注意が必要です。
初期段階
腸脛靭帯炎の初期段階では、ランニング中に痛みが発生し、しばらく休むと治まります。痛みが出始めた時期は炎症が起こっているため、ランニングを中断して安静に過ごしましょう。
痛みが強い場合は整形外科を受診し、炎症や痛みを抑える薬を処方してもらってください。
悪化した場合
痛みを無視して運動を続けると、腸脛靭帯炎の症状が悪化します。症状が悪化すると、少し休んでも痛みが引かず、歩行時や安静時にも膝の外側に痛みを感じるようになります。
膝の外側に痛みを感じたら、痛みを我慢して運動せずに安静にしましょう。
腸脛靱帯炎が起こる原因
腸脛靭帯炎が起こる原因は主に4つ挙げられます。ここでは4つの原因についてそれぞれ詳しく解説します。
O脚 (内反膝)
O脚の方は腸脛靭帯炎を起こしやすい傾向にあります。O脚とは、両膝が外側に曲がった状態で、左右の内くるぶしを揃えても左右の膝の内側が接しない症状です。
O脚は膝の外側にある腸脛靭帯が大腿骨外側の出っ張りに擦れやすくなるため、腸脛靭帯炎を起こしやすいとされます。
長距離の過度なランニング
腸脛靭帯炎は膝の曲げ伸ばしが多いスポーツによって引き起こされる障がいで、とくに長距離ランナーに多く見られます。
マラソンの練習を始めたばかりの初心者や練習量を増やしたランナーは、腸脛靭帯炎に注意が必要です。痛みを感じてすぐに休息をとれば重症化する可能性はほぼありません。
しかし十分に休息をとらずに運動を継続すると、炎症部分にダメージが蓄積され、痛みが増してしまいます。
急な運動
これまで運動をしていなかった方が急に運動をはじめると、腸脛靭帯炎を引き起こす場合があります。
運動不足により股関節の筋肉が弱まり、腸脛靭帯の柔軟性の低さも相まって、腸脛靭帯炎を引き起こしやすい状態となることが原因です。
体が硬い
体が硬い方は腸脛靭帯も硬く伸びにくいことが多く、腸脛靭帯炎を引き起こしやすいです。
腸脛靭帯は柔軟性が不足すると、膝を曲げ伸ばしする際の摩擦抵抗を強めてしまいます。摩擦抵抗が強いと、摩擦が刺激となって腸脛靭帯に炎症が生じるのです。
そのため、体が硬いと腸脛靭帯炎を引き起こす可能性が高くなります。
腸脛靱帯炎・ランナー膝の治療法
腸脛靭帯炎、ランナー膝の治療法は主に5つです。
基本的には安静にするのみで回復しますが、治療を受けていても症状が長引く場合、手術を検討しなくてはいけません。
ほとんどの患者は安静にするだけ
腸脛靭帯炎の治療法の基本は安静です。多くの患者は安静にするのみで回復します。
痛みが出始めたらすぐにランニングを中止し、痛みがある部分のクーリングや消炎鎮痛剤を使用しましょう。
痛みが強い場合は、炎症のある部位に局所麻酔薬やステロイドなどを注射するケースもあります。
O脚や回内脚と診断された場合には、腸脛靭帯への負担を軽減するために、足底板の作成やテーピングをおこないます。
ストレッチなどの運動療法
ストレッチをはじめとした運動療法によって、腸脛靭帯が柔らかくなります。
腸脛靭帯を柔軟にすると、大腿骨突起部との摩擦抵抗を低減できるため、炎症の改善や予防効果が見込めるでしょう。
運動療法は炎症が治まったあとも継続的に実施すると、再発を予防できます。
ただし運動療法は過剰な負荷をかけると逆効果となるため、適切な方法での継続が重要です。
また運動療法のみでは症状が改善されない場合は、医師の指示の下で他の治療法を検討する必要があります。
腸脛靭帯の部分切除や延長術
安静にしたり運動療法を試したりしても症状が改善しない場合、腸脛靭帯の部分切除や延長術を検討する必要があります。
しかし手術をおこなうのは極めてまれなケースのため、あくまでもほかの治療法がない場合の最後の手段として考えるとよいでしょう。
骨や軟部組織の切除
症状が改善されない場合や繰り返し再発する場合には、骨や軟部組織を切除する治療法もあります。
ただし手術は保守的治療法の効果がなく、痛みや機能障がいが深刻な場合にのみおこなわれるもので、手術後には十分なリハビリテーションが必要です。
手術前にはリスクと利益をよく検討し、適切な手術法を選択する必要があります。
自己血液を利用するバイオセラピー
安静や運動療法でも症状の改善効果が見られない場合は、自己血液を利用するバイオセラピーを検討するとよいでしょう。
バイオセラピーは、血液や脂肪などの患者自身の体組織を活用する治療方法です。腸脛靭帯炎においては、バイオセラピーによって腸脛靭帯周囲の組織修復が期待されます。
お皿の真下あたりが痛い時は外側半月板の損傷の可能性
膝の皿の真下あたりが痛い場合は、外側半月板の損傷の可能性があります。膝関節内にある半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態です。
運動時に痛みを感じたり、膝を曲げ伸ばししたときに引っかかりを感じる場合は、外側半月板の損傷を疑いましょう。
外側半月板とは?
外側半月板は、膝関節の大腿骨と脛骨の間にある線維軟骨です。膝にかかる体重を分散したり衝撃を吸収したりするクッションのような働きを持っています。
外側半月板の症状
外側半月板が損傷すると、運動時に痛みを感じる、膝を曲げ伸ばしするときに引っかかりを感じるなどの症状が出ます。
切れた半月板が関節に引っかかり、激痛をともなって動かせなくなる「ロッキング」の症状が出る場合もあります。
ロッキング症状が起こると半月板損傷が重症と判断され、放置すると膝の曲げ伸ばしが元に戻らなくなってしまう可能性もあるでしょう。
外側半月板が起こる原因
外側半月板の損傷が引き起こされる原因は主に2つあります。
- スポーツ外傷
- 高齢の場合はささいなケガや日常生活動作
ここでは上記2つの原因についてそれぞれ解説します。
スポーツ外傷
外側半月板損傷はスポーツ外傷により引き起こされるケースが多いです。10~20代のスポーツ外傷では、膝前十字靭帯損傷に次いで多いケガともされます。
サッカーやバスケットボールなど、膝を回旋させる動きの多いスポーツで発症するケースが多いです。
損傷側の関節に痛みが生じ、引っ掛かり感やクリック音などの症状が見られます。
高齢の場合はささいなケガや日常生活動作
半月板に含まれる水分は加齢にともない減少し、わずかな衝撃でも傷つきやすくなります。
加えて筋力の低下や体重の増加により慢性的に膝に負担がかかり、ささいなケガや日常生活動作で外側半月板損傷を引き起こす可能性があるのです。
外側半月板の治療法
外側半月板損傷の治療法は3つあり、症状の程度によって適した治療法が異なります。
ここでは3つの治療法についてそれぞれ解説します。
筋力強化のための理学療法
筋力強化のための理学療法による治療法です。半月板損傷が比較的軽度でロッキング症状がない場合や、加齢に伴う半月板損傷の場合に選択されます。
手術に頼らずに症状改善を目指す治療法です。理学療法では、関節可動域訓練をおこないます。関節可動域訓練は、膝の曲げ伸ばしの角度を回復するための運動です。
半月板を損傷すると、炎症によって膝関節の動きが鈍くなったり関節が固まって動かなくなったりする「拘縮(こうしゅく)」の症状が出る場合があります。
拘縮が起こると膝の曲げ伸ばしが困難になるため、関節可動域を獲得するための訓練が必要です。
また関節可動域訓練のあと、もしくは同時並行で筋力トレーニングもおこないます。膝周辺の筋力を増強し、半月板の代わりに筋力で体を支える方法です。
膝周辺の筋力を鍛えるのは、半月板損傷の再発防止にも有効な方法となります。
ヒアルロン酸注射や薬物治療
外用薬や内服薬で炎症を抑え、炎症が落ち着いたらヒアルロン酸注射をおこなう治療法もあります。
関節内にヒアルロン酸を注入すると、関節内部において潤滑油のような働きをするため、関節部の可動域を改善できます。
膝の痛みを抑えて関節の動きを滑らかにすると、日常生活でかかる半月板への負荷を抑えられるのです。
またヒアルロン酸注射は関節可動域を拡大するのみならず、関節痛や腫れの改善にもある程度の効果が期待できます。
もともとは高齢者における変形性膝関節治療用として開発された治療法ですが、近年では外傷を起こしやすいスポーツ選手にも使用されるようになりました。
手術療法
外側半月板損傷の手術療法は2種類あります。切れたり裂けたりした半月板を縫い合わせる「縫合術」と、損傷した半月板を取り除く「切除術」です。
半月板縫合術の手術に要する時間は30分~1時間半程度ですが、軟骨の追加処置が必要な場合にはさらに時間がかかります。
半月板部分切除術は20分~40分程度で手術が完了します。縫合術の場合と同様に、軟骨の追加処置が必要な場合はさらに時間がかかります。
半月板部分切除術は関節鏡手術の中でも数多い手術ですが、予期せぬ合併症が生じる可能性を知っておきましょう。
膝がぐらつくように感じるなら外側側副靱帯の損傷の可能性
膝がぐらつくように感じる場合、外側側副靭帯を損傷している可能性があります。
外側側副靭帯は、膝の内側に外方向の強い衝撃が加わると損傷するため、ほかの競技者と接触機会の多いラグビーや柔道などのスポーツはとくに注意が必要です。
外側側副靱帯とは?
外側側副靭帯は膝を支える重要な靭帯のうちの1つです。膝関節の外側にあり、大腿骨と腓骨をつないでいます。膝の外側の安定性を保ち、内反を防ぐ役割を持っている点が特徴です。
膝関節に内側から外側方向への強い衝撃が加わると、外側側副靭帯が損傷する可能性があります。
外側側副靱帯の症状
外側側副靭帯が損傷すると、膝の外側の痛みや腫れ、膝を内側に反るとぐらつくなどの症状があらわれます。
膝の外側を圧迫したり膝を曲げ伸ばししたりしたときに痛みが生じるのも、外側側副靭帯損傷の症状です。
まれな例ですが、腓骨神経麻痺をともなうケースもあります。腓骨神経は太ももの中間から足先までを通る神経です。
外側側副靭帯の損傷に伴って腓骨神経がダメージを受けると、膝から下に一部感覚麻痺をもたらす場合があります。
外側側副靱帯が起こる原因
外側側副靭帯は、膝を内側に折るように負荷をかけたり膝を強くひねったりすると損傷しやすいです。
ラグビーや柔道などの競技相手と接触機会の多いスポーツが例に挙げられます。
またスポーツのみならず、交通事故で強い衝撃を受けた場合にも外側側副靭帯が損傷する可能性があります。
オートバイに乗っている状態で衝突事故に遭った場合、足の内側にエンジンがあるために股関節を回旋して衝撃を逃せず、膝外側側副靭帯に直に衝撃が及びます。
衝撃が膝外側側副靭帯に直に伝わると、損傷や断裂を引き起こしやすくなってしまうのです。
外側側副靱帯の治療法
外側側副靭帯の治療法は主に2つです。
- 筋トレによる保存療法
- 靭帯の再建手術
損傷の程度により適した治療法が異なります。
ここでは上記2つの治療法について詳しく解説しましょう。
筋トレによる保存療法
筋力トレーニングにより、外側側副靭帯にかかる負担を軽減する治療方法です。
トレーニングを始めてすぐに筋力がつくわけではないため、最初はサポーターで膝を固定し、筋肉の代わりとする場合があります。
サポーターで固定すると膝の可動域が低下する可能性があるため、可動域訓練も取り入れて治療を進めていく方法が一般的です。
靭帯の再建手術
外側側副靭帯のみならず複数の靭帯が損傷している場合、靭帯の再建手術を検討する必要があります。基本的に外側側副靭帯の治療は保存療法を選択するケースが多いです。
しかし膝の不安定感が強い場合や膝が抜けるような感覚がある場合、医師による診断と自覚症状の有無を重視して手術の必要性を検討します。
膝の痛みを予防する方法
膝の痛みを予防するためには、日頃からストレッチやマッサージなどを習慣づけましょう。
膝の痛みを予防する4つの方法を解説します。
太ももを伸ばすストレッチ
太ももを伸ばすストレッチをすると、膝周りの筋肉を柔軟にできます。
次の手順で実際にストレッチしてみてください。
- 壁に手をついて立ち、片足の膝を曲げてつま先を掴む
- つま先をお尻の方へ引き寄せ、太ももの内側を伸ばす
- 息を吐きながら30秒間キープする
- 反対側も同様におこない、左右2~3セット実施する
太ももの内側を伸ばす際、引き上げている方の足の膝は下方向に力を入れるように意識してみてください。無理のない範囲でおこなってみましょう。
筋トレ
筋トレで膝周囲の筋肉を鍛えると、膝の安定性が高まり痛みを和らげる効果が期待できます。
膝に強い痛みがある場合や膝が腫れて熱を持っている場合は、トレーニングを中止して安静にしてみてください。
筋トレは適度な負荷でおこなうことが大切です。膝に負担をかけすぎると、かえって逆効果となる可能性があります。
たとえばスクワットや重量物を持っての運搬は、膝に過度な負担がかかってしまうため可能な限り避けてください。
筋トレ前には必ずストレッチをおこない、急な運動によるケガをしないように注意しましょう。
マッサージ
膝周辺の筋肉をマッサージすると膝の痛みを予防できます。
下記に膝の痛みに効果的なマッサージの手順を紹介します。
- 椅子に浅く腰掛け、膝上から足の付け根まで両手のひらでさする
- 両手のひらを膝の外側と内側にあて、膝下から上までゆっくりとさする
- 膝上から指3本分上付近にあるツボ「梁丘(りゅうきゅう)」を押す
梁丘のツボは5秒ほどかけてゆっくりと押し、その後5秒かけてゆっくり力を抜いてください。指の力のみでなく、体重を使いましょう。
運動をする際に膝のサポーターをつける
運動をする際に膝のサポーターをつける方法も、膝の痛み予防に効果的です。膝関節を固定すると過度な動きの抑制や衝撃の吸収ができます。
ランニングやバスケットボールなどの運動時に使用するのはもちろん、日常生活で痛みを感じる場合に使用する方も多いです。
膝のサポーターには次の4つのタイプがあります。
- 日常動作補助タイプ
- 保温タイプ
- 高通気タイプ
- 加圧タイプ
サポーターを使用する場面や生活スタイルを踏まえたうえで、自身に適したサポーターを選んでみてください。
「外」以外の膝が痛む病気
膝が痛む病気にはさまざまな種類があります。
ここでは「外」以外の膝が痛む病気を3つ紹介します。膝の痛みで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
「膝の内側」が痛むなら変形性膝関節症
変形性膝関節症は膝の内側が痛む病気です。発症初期は、立ち上がりや歩きはじめなどの動作開始時のみに痛みが生じます。
症状が悪化すると正座や階段の昇り降りが困難なほど痛みが増し、末期になると安静時にも痛みが取れなくなります。
「膝の上側」が痛むなら大腿四頭筋付着部炎
膝の上側が痛む場合、大腿四頭筋付着部炎が疑われるでしょう。
ジャンパー膝とも呼ばれる病気で、ジャンプしたり着地したりの動きを多く繰り返すバレーボールやバスケットボールなどのスポーツで多くみられます。
主な症状は、皿の上や下に痛みが生じることです。症状が悪化すると靭帯損傷を引き起こす可能性があります。
「膝の裏側」が痛むなら関節リウマチや膝靱帯損傷
膝の裏側が痛む場合、関節リウマチや膝靭帯損傷を引き起こしている可能性が高いです。関節リウマチは、関節炎を生じて黄色く濁った関節液が膝に溜まって腫れる病気です。
歩行時や階段の昇り降りで痛みが生じ、腫れが強くなると安静時にも膝が痛みます。膝靭帯損傷の初期症状は膝の痛みと可動域制限です。
時間が経つと腫れが目立ってくる場合もありますが、徐々に痛みや腫れが軽くなります。
膝の不安定感が徐々に強くなる場合もあり、放置していると半月板損傷や軟骨損傷を引き起こす可能性が高まります。
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- 再生医療による根本的な膝治療
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再生医療による根本的な膝治療
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とくに、損傷が強くほかの保存療法では改善がみられない場合に用いられます。
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再生医療は比較的新しい治療法であるため不安を感じる方も少なくありません。しかし、上記のような保証があれば検討しやすいでしょう。
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まとめ
膝の外側を押すと痛みがある場合、「腸脛靭帯炎」を引き起こしている可能性が疑われます。初期症状の特徴は、ランニング後に痛みが発生し、休むと痛みがなくなることです。
大半の患者は安静にするのみで回復しますが、痛みを我慢して運動を続けると症状が悪化し、安静時にも痛みを感じるようになります。
膝に痛みや違和感が出たら放置せず、可能な限り早めに医療機関を受診しましょう。
※本記事の情報は2023年2月時点のものです。
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