へバーデン結節でやってはいけないこと7つを紹介！主な症状と治療法まとめ

へバーデン結節とは、指の第一関節が赤く腫れたり、変形して屈曲したりする病気です。

日本人の発症率が高い病気であり、とくに40歳以上の女性に多く見られます。

へバーデン結節には、やってはいけないことが何点かあります。

症状を悪化させないためには、日常生活での注意が必要です。

本記事では、へバーデン結節でやってはいけないこと、あわせて主な症状と治療法について解説します。

へバーデン結節を発症している方のみならず、自身の指に症状が現れた際に慌てたくない方は、ぜひ本記事を最後まで読んでみてください。

へバーデン結節の主な症状

へバーデン結節を発症すると、いくつかの特徴的な症状が現れます。

• 痛み
• 腫れ
• 水ぶくれ
• 爪の変形
• 関節部分変形

放置すると関節部分の変形が進むため、初期症状が現れた時点での治療が大切です。

まずは、へバーデン結節の初期から末期までの症状を紹介します。

痛み

へバーデン結節は、痛みを伴います。痛みは初期段階で現れる症状であり、指を曲げたり伸ばしたりする際に生じることが特徴です。

指の曲げ伸ばしのみならず、動かしていない状態でも痛みを感じる場合があります。

痛みの強さには個人差があり、へバーデン結節を発症した方のなかには痛みがない方も存在します。

痛みがある場合、患部を無理に動かすことはやめましょう。さらに炎症が進んで痛みが増し、変形が進む可能性があります。

初期症状の一つである痛みは、時間とともに落ち着く場合が多いものの、悪化すると日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。

そのため、痛みを感じはじめたら、早急に治療を受けることが悪化させないポイントです。

腫れ

へバーデン結節の初期症状として、指の第一関節の腫れも挙げられます。

第一関節の痛みからはじまり、進行して腫れる場合が大半です。

関節の腫れは赤みが伴うケースも多く、甘いものやコーヒーなどをよく摂取する方は赤黒くなる場合もあります。

関節の痛みに加えて赤く腫れるため、指に力を入れたり、曲げ伸ばししたりなどが難しくなります。

できないことが多くなり、日常生活に支障をきたす方も少なくありません。

水ぶくれ

関節の変形が進んでくると、稀に水ぶくれができる方も存在します。

水ぶくれは粘液嚢腫（ミューカスシスト）とも呼ばれ、腫瘍の一つです。変形が原因で骨にトゲができ、関節内を満たす関節液の出し入れが正常におこなわれなくなることで生じます。

水ぶくれの割れを繰り返していると、関節の中に細菌が侵入し、感染症を引き起こす可能性があります。

そのため、水ぶくれに自身で針を刺したり、潰したりするのはやめましょう。

水ぶくれができたら、整形外科の受診をおすすめします。

整形外科でおこなう水ぶくれの治療は、針を刺して内容物を出すほか、手術で切除する方法の2つです。

しかし、注射針での治療は再発する可能性が高いことから、手術を用いるケースが多い傾向にあります。

爪の変形

爪の近くで水ぶくれができると、爪が変形してくる場合もあります。水ぶくれが爪の根元を圧迫し、変形する仕組みです。

爪をつくる爪母は関節に近い位置にあるため、爪はへバーデン結節の影響を受けやすいです。

個人差があるものの、爪の変形は時間とともに落ち着きます。爪の変形が止まると、痛みも和らいでいくケースが大半でしょう。

関節部分変形

へバーデン結節で痛みや腫れが生じたあとは、時間をかけて指の第一関節の変形が進みます。

なかには、手を開くと隣の指に触れる程度に屈曲している方も存在します。第一関節の変形が進むと、日常生活のさまざまなシーンで不自由を感じるでしょう。

たとえば、ボタンを押せない、強く握れない、曲げ伸ばしができないなどです。日常生活で支障をきたす場合は、手術を検討する必要があります。

変形を少しでも抑えたい方は、関節に負担をかけないようにするほか、食事管理をおこなうことが大切です。

しかし、症状の度合いには個人差があるため、発症したすべての方に強い変形が生じるわけではありません。

さまざまな程度の変形があることを把握しましょう。

ヘバーデン結節でやってはいけないこと7つのこと

ヘバーデン結節を発症している方は、日常生活で注意すべき点があります。

毎日の習慣で進行が早まる可能性もあるため、まずは日常生活で指に負荷をかける動作はないか振り返ることも大切です。

ここからは、ヘバーデン結節でやってはいけないことを7つ紹介します。

痛みや腫れなどの症状を悪化させないために、次の7つを意識しましょう。

痛みを感じる動作

ヘバーデン結節でやってはいけないことは多くあるものの、大前提として痛みを感じる動作は控えましょう。

痛みを感じる動作は、関節に負担をかけている証拠でもあります。

指の第一関節は日常生活で多く使用する部位であり、弱い痛みであれば我慢して動作を続ける方も少なくありません。

痛みを感じているにもかかわらず我慢したり、無理に動かしたりすると、炎症が強まり症状を悪化させる原因となります。

将来の変形を進行させる原因となるため、痛みを感じる動作は控えるべきです。日常生活の工夫で負担を最小限に抑えれば、痛みを改善できる可能性があります。

またヘバーデン結節による痛みは、時間が経つとともに薄れていくことが特徴です。

痛みが落ち着いたことで関節を酷使すると、知らぬ間に関節の変形は進行します。変形の進行を抑えたい方は、動作中に痛みを感じはじめた段階から治療を受けましょう。

指を反らす

ヘバーデン結節は、指を反らす動作も控えるべきです。

ヘバーデン結節を発症して関節が変形すると、屈曲した指を戻したいと考え、指を反らす方が多くなります。指を反らしても、関節の変形が治るわけではありません。

無理に指を反らすと痛みが増すのみでなく、変形が悪化する可能性があります。屈曲した指を戻そうとせず、できる限り触らないことがポイントです。

変形の悪化を防ぐためには、関節に負担がかかる指を反らす動作を控えましょう。

コーヒーを飲む

ヘバーデン結節の方は、日常生活の中でコーヒーを飲む方が多い傾向にあります。

コーヒーをよく飲む方は水やお茶などの水分が不足している場合が多く、知らぬ間に脱水状態となる方も少なくありません。

身体が脱水状態に陥ると関節内の水分量も低下するため、関節に負担がかかりやすくなり、ヘバーデン結節の症状が悪化する原因となります。

意識的に水分補給すればよいとも考えられますが、コーヒーに含まれるカフェインはヘバーデン結節にマイナス効果をもたらす可能性がある成分です。

アメリカの研究によると、コーヒーに含まれるカフェインは、関節軟骨に悪影響を及ぼすことが判明しています。

ヘバーデン結節とカフェインの関係性は明確にされていないものの、関節軟骨に悪影響を与える可能性は否定できません。

日常生活の中でコーヒーをよく飲む方は、ヘバーデン結節に対する影響を念頭に置く必要があります。

アルコールの摂取

腎臓に負担がかかるアルコールの摂取も推奨できません。

腎臓とヘバーデン結節は密接に関係しており、ヘバーデン結節の方はアルコールの摂取量が多い傾向にあります。

腎臓には強い骨をつくる働きがあるものの、大量のアルコールを摂取すると負担がかかり、腎機能低下につながります。

腎臓の機能が低下すると骨が弱くなるため、ヘバーデン結節の発症率が高くなるほか、症状が悪化する可能性もある点に注意が必要です。

アルコールの摂取量を減らして腎臓の負担を軽減すれば、ヘバーデン結節の予防や改善が期待できます。

またアルコールを摂取すると、関節の痛みが強くなる場合があります。ヘバーデン結節の痛みは関節周りに血管が増えた状態であり、アルコールを摂取すると全身の血管が拡張され、痛みが増す仕組みです。

さまざまな理由から、ヘバーデン結節の方はアルコールの摂取を控えましょう。

甘いものの摂取

大量の甘いものは、関節の周りに炎症を起こすことが判明しています。関節周りの炎症は痛みが増す原因となるため、甘いものを大量に摂取するのは控えた方がよいでしょう。

とくに甘いものが好みの方は、ヘバーデン結節で関節が腫れた際に赤黒くなることが特徴です。

また甘いものは、腎臓に負担をかける原因となります。

腎機能が低下すると骨が弱くなり、ヘバーデン結節の症状が悪化する可能性があります。甘いものに限らず、高カロリーな食事や糖質が多い炭水化物などにも注意が必要です。

ご飯やパン、麺、お菓子などの量を減らし、食べ物の質や1日の摂取カロリーに気を付けましょう。

矯正下着を着ける

矯正下着は周囲の筋肉が硬くなる原因であり、ヘバーデン結節の症状が悪化する可能性があります。

筋肉の硬直は、ヘバーデン結節に関係性がないと考える方も多いでしょう。

しかし、筋肉のこわばりは腎臓に悪影響を及ぼし、骨が弱くなることでヘバーデン結節の進行を早める可能性があります。

体型維持を目的として矯正下着を活用する女性は多いものの、ヘバーデン結節を発症している方は避けましょう。

補正下着に限らず、筋肉や筋膜を硬くするようなアイテムを身に着けている方は、進行を早めないために控えることをおすすめします。

ハイヒールを履く

矯正下着と同様に、ハイヒールもヘバーデン結節の症状を悪化させる原因となります。

ハイヒールは足や腰などの筋肉が硬くなり、やがて腎臓に悪影響を及ぼします。腎機能が低下すると骨が弱くなるため、ヘバーデン結節の進行が早まるでしょう。

ハイヒールのみならず、かかとの高い靴にも注意が必要です。

かかとの高い靴やハイヒールを履いたあとに筋肉の緊張をほぐせればよいものの、マッサージやストレッチを十分におこなうのは難しいといえます。

ヘバーデン結節の症状を改善したい方は、かかとの低い靴を履きましょう。

へバーデン結節の原因

へバーデン結節は、正確な原因が判明していない病気です。

とはいうものの、へバーデン結節の原因は、女性ホルモンの変調とストレスによるものが大きいと考えられています。

それぞれの原因について詳しく解説します。

女性ホルモンの変調

へバーデン結節を発症する原因として、女性ホルモンの変化が挙げられます。

閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減少すると、へバーデン結節になるリスクが高まることが判明しています。

エストロゲンの減少により関節内の水分が不足し、炎症が起こることで痛みや腫れなどの初期症状が引き起こされる仕組みです。

実際にへバーデン結節は、40歳以上の閉経後の女性に多くみられます。

エストロゲンの減少が原因と考えられる方には、大豆イソフラボンから作られるエクオールを用いて治療をおこなう場合が大半です。

エクオールはエストロゲンと似た構造のため、関節をスムーズにする女性ホルモンの代わりになります。

エクオールを摂取すれば関節の腫れが和らぎ、へバーデン結節の進行を抑制できるでしょう。

ストレス

ストレスによる自律神経の乱れも、へバーデン結節の原因として考えられます。

ストレスがあると自律神経の交感神経が優位になり、血流が収縮して血行が悪くなることで、関節の痛みが引き起こされる仕組みです。

反対に交感神経が働かない場合でも、自律神経が乱れているといえます。

自律神経には交感神経のほかに副交感神経がありますが、2つのバランスが乱れると体の機能が低下するほか、自然治癒力が働かなくなります。

自律神経の乱れは体内にさまざまな悪影響を及ぼすため、へバーデン結節の原因として十分あり得るでしょう。

へバーデン結節の治療法

へバーデン結節の治療法は、大きく分けて保存療法と手術療法の2つです。

根本的な治療ができるのは手術療法ですが、保存療法でも痛みや腫れなどの症状を緩和できます。

ここからは、へバーデン結節の主な治療法を紹介します。

テーピング

テーピングは保存療法の一つで、関節の安静を保つ目的で用いられる治療法です。テーピングの代わりとして、サポーターやプラスチック装具を用いて関節を固定する場合もあります。

テーピングやサポーター、プラスチック装具は、関節を固定できる点がメリットです。日常生活の動作で負担がかかりにくくなり、痛みの軽減につながります。

またテーピングを装着した方のなかには、水ぶくれが小さくなる方も存在します。

仕事や家事などで指をよく使用する方は、テーピングが役立つでしょう。

しかし、テーピングには強い痛みや炎症を抑える効果がないため、薬物療法やアイシングなどの治療法と併用する場合が大半です。

薬物療法

薬物療法は炎症を抑えたり、痛みを緩和したりなどの目的で用いられる治療法です。

へバーデン結節の薬物療法では、炎症を抑制する湿布や塗り薬などの外用薬、体質の改善が見込める漢方薬などが用いられます。

消炎鎮痛薬を内服する場合もあるものの、関節内の炎症が強く、動かさなくても痛みを感じる方のみです。

女性の場合、サプリメントとしてエクオールを用いる場合もあります。エクオールはエストロゲンと似た構造のため、関節をスムーズにする女性ホルモンの代わりなる点が特徴です。

エクオールの摂取は、へバーデン結節による痛みや腫れに効果が期待できます。

アイシング

アイシングは、指に腫れや熱を感じる場合に用いられる治療法です。

痛みは、関節内の炎症により引き起こされている場合が多い傾向にあります。

そのためアイシングで冷やして炎症を抑えると、痛みの緩和が可能です。

また炎症時にアイシングで患部を冷やすと、関節の変形を防ぐ効果も期待できます。

アイシングは自宅でも簡単にでき、指を酷使した場合や熱を感じた場合などに役立ちます。

ただし、アイシングで保冷剤を使用するのはおすすめしません。

保冷剤でのアイシングは、凍傷を引き起こす恐れがあり危険です。

アイシングをおこなう際は、表面を水で流した氷を使用しましょう。

正しい方法でアイシングをおこなえば、さまざまなメリットが得られます。

関節内ステロイド注射

ステロイド注射は、痛みや腫れなどの症状が強い場合に用いられる治療法です。

関節内にステロイド注射を打つことで、痛みや腫れを緩和できます。

しかし、ステロイド注射は変形の度合いや体質により、3〜4か月で効果はなくなります。

そのため強い炎症を抑制し、痛みや腫れの応急処置として用いられる方法です。

またステロイド注射は、いくつかのリスクがあります。

ステロイド剤が関節外に漏れると、皮膚の変色や軟骨萎縮などのリスクがあるため、高頻度での使用はおこなえません。

あくまでもステロイド注射は、痛みが強い場合にのみ用いる治療法として把握しましょう。

関節固定術

関節固定術は、へバーデン結節の手術療法として用いられることが多い方法です。痛みの原因である骨のトゲや軟骨を切除し、指の第一関節を金属で固定します。

最終的には2つの骨が一本化して関節がなくなるため、痛みは100%取り除かれ、問題なく指を動かせるようになります。関節固定術のデメリットは、第一関節を曲げられなくなることです。

第一関節を曲げられないことで、細かい作業をおこなう際に支障をきたす場合もあるでしょう。

さらに術後6か月程度は痛みや赤みが残るほか、指に大きな負担がかかる作業は骨同士が癒合するまで待つ必要があります。

しかし、関節固定術を受けたことにより、指が動かなくなるわけではありません。日常生活での軽い作業は、早い段階から可能です。

人工指関節手術

人工指関節手術は、骨にトゲや損傷がある関節を切除し、人工指関節に置き換える手術です。

主に変形が進行している方や、指の動きを残したい方に用いられます。

しかし、へバーデン結節の手術では関節固定術を用いる場合が多く、人工指関節手術は積極的におこなわれていません。

人工指関節は長期的に使用していると緩んでくるほか、関節固定術でも十分に痛みは改善されます。

一方で人工指関節手術は関節がなくなるわけではなく、人工関節に置き換える手術のため、細かい作業をおこないたい方には適しているでしょう。

へバーデン結節についてよくある質問

へバーデン結節について、疑問や不安を抱いている方も多いでしょう。

最後に、へバーデン結節に対してよくある質問に回答します。

ヘバーデン結節の初期症状は？

へバーデン結節の主な初期症状は、次のとおりです。

• 痛み
• 赤み
• 腫れ

痛みや赤み、腫れ以外にも、手指の違和感やこわばりを抱く場合があります。

現れる症状には個人差があるため、痛みを感じない方も珍しくありません。

また初期症状は徐々に治まり、10年程度かけて変形が進んでいくケースが大半です。

へバーデン結節は年齢のせいで発症するもの？

へバーデン結節の原因は明確にされていないものの、加齢により発症する確率が高い病気です。

実際に40歳以上の女性や60歳以上の男性に多く見られており、加齢も発症する大きな原因といえます。

また加齢のみならず、指の使いすぎやストレス、遺伝なども原因の一つとして考えられています。

へバーデン結節の治療は困難？

へバーデン結節の根本的な治療法は、手術のみです。

テーピングや薬物療法、ステロイド注射などの治療法があるものの、いずれも痛みや腫れを緩和するのみであり、根本的治療にはなりません。

症状の緩和は比較的容易におこなえますが、根本的治療は困難といえます。

へバーデン結節の治療ならシン・整形外科がおすすめ

シン整形外科の指の治療は、以下の理由でおすすめです。

専門的な知識と経験

シン整形外科が指の治療におすすめな理由として、その専門的な知識と経験が挙げられます。整形外科は骨や関節の疾患に特化した分野であり、シン整形外科は指の異常や障害に対する専門的なアプローチをしています。

一連の症例への対応

シン整形外科が指の治療におすすめされる理由として、様々な指の症状や疾患に対応できることが挙げられます。関節炎、捻挫、骨折など、指にはさまざまな問題があり、その一連の症例に対して適切な治療を提供しています。

最新の医療技術の利用

シン整形外科は最新の画像診断技術や手術技術を積極的に取り入れており、より精確な診断と効果的な治療を提供しています。

患者中心のアプローチ

シン整形外科は患者のニーズや状態に合わせた個別の治療計画を提供しています。指の症状は個人差が大きいため、患者中心のアプローチが効果的な治療が求められます。

継続的なケアとフォローアップ

指の治療は手術後のリハビリテーションやフォローアップが重要です。シン整形外科は継続的なケアとフォローアップを提供しており、患者の回復をサポートしています。

まとめ

へバーデン結節を発症すると、痛みや腫れ、水ぶくれ、変形などの症状が現れます。症状を悪化させないためには、7つのやってはいけないことを意識して日常生活を送りましょう。

日常生活で注意すべき点はいくつかあるものの、へバーデン結節で最もやってはいけないことは放置です。痛みや腫れなどの初期症状が現れたら、早急に整形外科を受診しましょう。

またへバーデン結節の治療法には、多くの選択肢があります。症状の度合いにより、自身に適した治療を受けることが大切です。

へバーデン結節でやってはいけないことに注意しつつ、適切な治療をおこないましょう。