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へバーデン結節は手術が必要?原因や治療法・予防法を詳しく解説

へバーデン結節を発症した方、もしくはへバーデン結節を患っている身内がいる方が悩むことが治療法の選択です。へバーデン結節は必ずしも手術が必要な病気ではありませんが、早期の治癒には手術が効果的であることも事実です。

今回はへバーデン結節の手術について解説します。また、手術以外の治療法、病気の進行を予防する方法もあわせて紹介しています。

記事を最後まで読めば、へバーデン結節の手術に対する悩みや疑問を解消することが可能です。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

へバーデン結節とは?

へバーデン結節は、手の指の第一関節内の軟骨が擦り減り、関節部の腫れや変形などの症状が起こる病気の名称です。この症状を発見した英国の医師、ウィリアム=へバーデンが病名の由来です。

へバーデン結節は女性、とりわけ40代以上の方に多く見られる傾向があります。

原因は不明

へバーデン結節は、指先の酷使によって関節部の摩擦が繰り返された結果、生じる病気と考えられています。しかし、へバーデン結節の原因は2023年5月現在もいまだ解明されていません。

あくまで仮説の域を出ませんが、考えられている原因は次のとおりです。

  • 手指の酷使
  • 加齢による女性ホルモンの分泌異常
  • 遺伝によるもの

痛みや腫れや赤み

へバーデン結節の主な症状は、指の第一関節の変形と腫れです。痛みを伴うことも少なくありません。

このほかミューカスシストと呼ばれるのう腫(水ぶくれ)、痛みによる握力の低下、指の曲げ伸ばしが難しくなるなどの症状が起こります。手の五本の指の第一関節すべてに生じうる点も特徴です。

手術をする可能性がある疾患

へバーデン結節は、必ず手術をしなければ治らない病気ではありません。しかし症状によっては手術が有効な治療方法となる場合があります。

治療法

へバーデン結節の治療法は大きく分けて2種類です。

  • 保存療法
  • 薬物療法
  • 手術療法

保存療法は、サポーターやテーピングによって患部を安静または固定させて症状の緩和もしくは治癒を期待する方法です。このほかアイシングも保存療法に含まれます。

薬物療法は発症から間もない時期に施されることが多く、関節内への注射によるステロイド剤の投与、エクオールと呼ばれる女性ホルモンのサプリメントの摂取などが主な治療法です。

冷え性をお持ちの方には、末梢循環改善薬を投与することで症状が改善されるケースも見られます。

へバーデン結節の手術について

保存療法および薬物療法で効果が得られなかった場合は、手術療法が検討されます。それではへバーデン結節の手術について詳しく見ていきましょう。

整形外科で手術をおこなう

へバーデン結節を手術する際は整形外科を受診します。多くの場合、最初にレントゲン検査がおこなわれ、へバーデン結節のほかに症状の原因となる病気の有無を確かめます。

当初はへバーデン結節と見られていたものの、検査の結果、全く違う病気である関節リウマチを代表とする自己免疫性疾患が疑われるケースもあるようです。

手術の内容は切除か固定

現在、主流となっているへバーデン結節手術の種類は次の2つです。

  • 骨棘(こっきょく)または粘液のう腫切除術
  • 関節固定術

このほか人工関節に置き換える手術も用いられます。

骨棘切除術は、痛みの原因となる骨棘、すなわちトゲ状の骨の出っ張りを手術で除去します。

手術後に関節が動かせられるようになる点がメリットで、デメリットは、どの骨棘も切除できるわけではない点や痛みが和らぐまで時間を要する点などです。粘液のう腫切除術は、ミューカスシストと呼ばれる水ぶくれ状の腫れものを取り除く手術です。

ミューカスシストは必ず切除しなければならないわけではないものではありません。ただし、放置しておくと見た目に違和感があるほか、何かの拍子に破れた際に細菌が侵入して感染症を引き起こす恐れがあります。

関節固定術は、患部の第一関節の損傷部位を除去したあと、金属のワイヤーやスクリュー(ねじ)で指の内部から固定する方法です。メリットは、痛みが無くなることと、つまむ力や握力の復活です。

デメリットは、第一関節を曲げられなくなることで、術後は指先を使う細やかな作業に支障をきたすようになります。

切除術と固定術ともに局所麻酔でおこなうことが可能であり、入院の必要がない点は共通するメリットと言えます。

治療費

へバーデン結節手術の治療費の目安は、保険料の負担割合によって異なりますが、おおむね次のとおりです。

  • 1割負担の方:10,000円前後
  • 3割負担の方:30,000円前後
    ※治療費は非課税です。

手術の後は安静にする

へバーデン結節の手術後は約2週間、患部を安静にする必要があります。無理に動かそうとしたり、何かにぶつけて不意に動いたりしないように注意を払うことが大切です。

へバーデン結節の手術をしないようにする方法

へバーデン結節の手術を避けたい方のために、対処法を紹介します。

進行は止められないので予防が必要

現在、へバーデン結節の進行を止める方法はまだ見つかっていません。しかしながら、注意を払うことで進行を予防することは可能です。主な予防法を次に解説します。

指先に負担をかけない

へバーデン結節の原因の一つとして考えられるのは、第一関節の酷使です。指先に負担をかける作業は極力避けることが予防に繋がります。

関節を固定する

患部である第一関節がそもそも動かないように固定する方法も予防に効果的です。固定にはサポーターやテーピングを用います。

食事と体重の管理

へバーデン結節が進行する原因のひとつとして、糖分の過剰摂取や肥満が考えられます。

栄養のバランスが取れた食事を心がけるとともに、太っている場合は食事制限や適度な運動習慣を取り入れることで体重を減らすことが予防のためには大切です。

強くマッサージをしない

過度に力を加えたマッサージはかえって患部の炎症を悪化させ、痛みが増すばかりか、変形の度合いを強めることにもなりかねません。

マッサージをおこなう際は自己流を控え、しかるべき医療機関の指示を仰いで適切な方法を用いるようにしましょう。

へバーデン結節に関するよくある質問

へバーデン結節への代表的な疑問をQ&A形式で回答します。

女性と男性どちらがなりやすい?

へバーデン結節は圧倒的に女性が発症しやすい病気です。若い女性よりも、40代以上の中高年世代に多く見られる点が特徴です。発症する確率は男性の2.5倍以上とも言われています。

なぜ女性に多いのか、まだ確証は得られていませんが、一説によれば加齢による女性ホルモンの減少が原因として考えられています。

再発する?

へバーデン結節は1~2年で症状が治まるケースが珍しくありません。とはいえ再発する可能性もあるため、治癒後も経過観察することをおすすめします。

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まとめ

今回はへバーデン結節について、手術療法を中心に解説しました。へバーデン結節は、原因がまだ突き止められていない病気であり、症状の進行を食い止める方法も確立していません。

しかし適切な治療法や予防法を実施することで、腫れや変形、痛みなどを抑えられます。今回紹介した治療法および予防法をぜひ参考にして、病気の治癒に役立ててみてください。

手術を検討している方は、まずは整形外科を受診することをおすすめします。

<参考>
南川整形外科

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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