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膝の再生医療とはどのような治療法?メリット・デメリットを詳しく解説

  • 膝が痛くて毎日辛い
  • 何度も膝の治療を受けているが、いまいち効果を実感できない
  • 持病や服用中の薬があって膝の手術が受けられない
  • 膝の再生医療が気になる
  • 膝の再生医療のメリット・デメリットを知りたい

膝の痛みは深刻な悩みです。自らの足で体を支えるための重要な部位なのに、痛みがあっては十分な役割を果たせません。しかし、諦めるのはまだ早いです。

膝も再生医療とよばれる治療法が受けられる時代になりました。まだまだ事例が少ないですが、これまでに何度も膝の治療を受けてきて効果がなかった方も改善が見込める治療法です。

当記事では膝の再生医療についてメリット・デメリットを含め詳しく解説していきます。

「膝の再生医療について気になっているけど詳しくは知らない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

膝関節の再生医療とは

再生医療とよばれる言葉を聞いたことがある方もいることでしょう。しかし、実際にはどのようなことをするのかまで知っている方は多くありません。

膝の再生医療は、病気や事故などで負ったケガなどにより機能が低下したり、失われてしまったりした臓器や組織を修復するため、患者自身から採取した細胞を増やし回復をはかる最先端の医療技術です。

簡単に言えば、自身がもっている再生能力や自然治癒能力を最大限にいかした治療法です。膝関節の再生医療も、ご自身の細胞からの治療が可能です。

膝関節の再生医療の種類

前述したとおり、膝関節の再生医療も細胞を増やせば移植可能です。

膝関節の再生医療はいくつかの種類があり、次の3つの方法があげられます。

  • 自家軟骨移植術
  • PRP療法
  • 培養幹細胞治療

いずれも膝関節の炎症を抑制したり、膝の痛みや動かせる範囲を改善したりする期待がもてます。

次は、3つそれぞれを詳しく解説していきます。

自家軟骨移植術

再生医療のなかで軟骨細胞を移植する治療方法が自家軟骨移植術です。自家軟骨移植術は拒絶反応が起こりにくい特徴があります。

なぜなら、自身の軟骨細胞を培養して移植するため、身体に適応されないリスクが少ないからです。自家軟骨移植術は次の流れでおこなわれます。

  1. 患者自身の軟骨からごくわずかな細胞を取り出す
  2. 取りだした軟骨細胞と「アテロコラーゲン」を混ぜ合わせ自家培養軟骨をつくる
  3. 軟骨が欠けてしまっている膝関節部分に自家培養軟骨を移植する

上記の流れで手術する回数は2回となります。1回目の手術は軟骨細胞を取りだすときに、2回目は自家培養軟骨を移植するときです。

移植手術が終わると1か月前後の入院期間があり、リハビリは1~2週間後から開始されることが多いです。

リハビリ期間は個人によって異なりますが、一般的に半年~1年程度必要なため少し長く感じるのかもしれません。しかし、メリットの方が大きいといえるでしょう。

自家培養軟骨移植術のメリットは次の3つです。

  1. 拒絶反応がおこりにくい
  2. 大きな膝軟骨損傷に対応
  3. 保険が適応される

自家培養軟骨を用いた治療は、2013年4月から保険が適用されるようになり、自己負担が軽減された点は大きなメリットといえます。

PRP療法

まずPRPについてですが、別名で多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)ともよばれます。

血液中の血小板はヒトの組織修復を促進させる成分が含まれており、この血小板を高濃度にして活性化させたものをPRPと呼びます。

PRP療法は、採取したPRPを幹部に注射し自然治癒力を促進させる再生医療です。すなわち、自然治癒力を最大限に引き出す治療法となります。

治療は次の流れでおこなわれます。

  1. 自分の血液を採取し、血液中の血小板が多い部分のみを抽出して自己PRPを作り出す
  2. 採取したPRPを自身の幹部へ注射
  3. 注射した部分の組織は修復が促進される

採取したPRPのなかには、多くの成長因子が含まれているため、早期治癒や疼痛の軽減効果が期待されます。PRP療法のデメリットは保険適応外となることです。現在、治療を受けたい方は自由診療となります。

料金は一回のPRP注射で大体2万5千円前後(両膝の場合は×2)、それに第二種再生医療実施料1万5千円前後が加わります。

培養幹細胞治療

培養幹細胞治療は、再生医療による膝の治療法の一つです。培養幹細胞治療の特徴は、自身の脂肪から抽出した幹細胞を膝関節内に注入して炎症や痛みを改善させる治療法です。

幹細胞には炎症や痛みをやわらげる働きがあるため、膝の痛みがある患部へ直接注入することで痛みの緩和に期待がもてます。

培養幹細胞治療の治療の流れを解説します。

  1. 採取した脂肪から幹細胞を取りだす
  2. 取りだした幹細胞を培養
  3. 培養した幹細胞を膝の患部へ注入

培養幹細胞治療は、今のところ重篤な副作用は報告されていないことから安全性は高いといえそうですが、自由診療となるため高額となる治療費がデメリットになるでしょう。

料金の相場は100万円前後と容易に治療できる金額ではありません。しかし、一般的な注入治療とは異なり、長期的な改善効果が期待できるところがメリットです。

膝の再生医療法のメリット

膝の再生医療にはどのようなメリットがあるのでしょうか。結論は、次の3つのメリットがあります。

  • 今までの治療で効果がなかった症状に対して効果が期待される
  • 持病で手術ができない方でも治療可能
  • 拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい

上記のように、自身の細胞を採取しておこなうため、さまざまなリスクが軽減されるメリットがあります。それにより、今までなにをやっても効果がなかった症状にも改善が期待できるようになりました。

3つのメリットの詳細は次で詳しく解説していきます。

今までの治療で効果がなかった症状に対して効果が期待される

これまで何度も膝関節の治療を受けてきても効果が感じられなかったり、思ったほど改善しなかったりと期待どおりにならなかった方も大勢います。

しかし、膝の再生医療なら今まで効果が感じられなかった症状にも期待できます。なぜなら、再生医療は自分自身の治癒力を最大まで高め回復させる治療法だからです。

投薬治療とは異なり、改善が難しかった症状でも細胞から丸ごと臓器を作り出せる期待もされているため、近い将来とても有力な医療法となるでしょう。

持病で手術ができない方でも治療可能

膝関節の痛みの多くは「変形性膝関節症」が原因となります。これまで変形性膝関節症の治療は、なかなか改善しないケースは珍しくありませんでした。

その原因は、ヒアルロン酸や鎮痛剤を患部に注射し、痛みを軽減させながらリハビリをしていく保存療法が用いられることが多かったからです。

また、人工関節置換術などの手術療法はデメリットもありました。たとえば、持病があり麻酔が使用できないことや、服用中の薬を一時的に中止しなければならないことです。

しかし、再生医療では麻酔なども必要なく、服用中のお薬を止める必要もありません。なぜなら自分自身の細胞を抽出して培養し、患部に注射するだけの治療で済むからです。

すなわち、今まで治療したくても、何かしらの原因で断念していた方が治療できるようになったわけです。

拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい

再生医療は治療による居説反応やアレルギー反応が起こりにくいメリットがあります。理由は、自身の細胞を利用しての治療法だからです。

これまでの手術や投薬治療などは、身体に適合しなければ拒絶反応を起こしたり、アレルギー反応が起きたりとリスクを伴うことも珍しくありませんでした。

しかし、再生医療なら自分自身の細胞を培養しているため、注入するのもこれまでどおり自身の細胞です。

そのため、拒絶反応はきわめて起こりにくいといえます。もちろんアレルギー反応を起こす可能性も稀です。

すなわち、リスクが少ないことは安心して治療できるメリットとなるでしょう。

膝の再生医療法のデメリット

ここまで再生医療法の特徴をみてきましたが、治療にかかる料金以外は魅力的なことばかりでメリットが多いように感じられます。

しかし、デメリットといえる問題もあります。

具体的にいうと下記の3つです。

  • 保険が適用されない
  • 自分の脂肪を採取する場合傷が残る
  • 効果の実感に個人差がある

次でひとつずつ詳しく解説していきます。

保険は適用されないため自費診療になる

膝の再生医療のほとんどは保険適用外のため、医療機関が治療費を設定できる自由診療となります。再生医療を希望する場合は、ある程度高額になることを覚悟しておかなければなりません。

金額は治療法によってもさまざまですが、少額でも2~3万円前後、高額になると100万円ほどかかることもあります。

ただし「自家培養軟骨移植術」に関しては2013年4月から保険適用されることになりました。しかし、それでも料金は6~25万円程度は必要となります。

いずれにしても、再生医療は高額となることを理解することが大切です。

自分の脂肪を採取する場合傷が残る

培養幹細胞治療は自分自身の脂肪を採取するため、傷が残ってしまう可能性があります。そのため、女性は傷口が残ることに対して不安と心配になる方もいるでしょう。

傷口の大きさは大体1cm前後なため、そこまで大きいものではありません。しかし、それでも心配な方は治療前に医師としっかり相談して慎重に決断するとよいでしょう。

効果の実感に個人差がある

再生医療に限ってのことではありませんが、医療において絶対治ると言い切れる治療はありません。なぜなら、人それぞれ体質や治療に対する相性が異なるからです。そのため、効果の実感にも個人差があります。

どの治療法が自分自身に最適なのか、正直やってみないとわかりません。効果については医師としっかり相談して納得したうえで治療するとよいでしょう。

膝の再生医療治療が受けられるおすすめの病院・クリニック3選

膝の再生医療に魅力を感じ、治療を受けられるクリニックを知りたい方は大勢いることでしょう。ここからは、膝の再生医療の治療が受けられるおすすめのクリニックを3院紹介します。

先にお伝えすると次の3つのクリニックになります。

  • シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
  • 船橋整形外科みらいクリニック
  • 友愛医療センター

それぞれのクリニックの特徴をしっかり確認し、ぜひともご自身にあったクリニック選びの参考にしてみてください。

また、今回紹介するクリニックは地域もそれぞれ異なります。通いやすいクリニックも考慮して選ぶとよいでしょう。それでは1院ずつみていきましょう。

シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)

シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)は、日本整形外科学会認定や整形外科で多数の実績を積んでいる専門医の診察、治療が受けられる膝の再生医療に特化したクリニックです。

シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)の再生医療に関する概要は次のとおりです。

クリニック名シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
膝再生医療治療・PRP-FD療法
・PRP-PRO療法

幹細胞培養治療
料金https://tokyo-jointclinic.jp/price/
住所〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目9−15 銀座清月堂ビル5F
TEL0120-961-498
診療時間月~日
9:00〜18:00
定休日なし
公式HPhttps://tokyo-jointclinic.jp/

船橋整形外科みらいクリニック

船橋整形外科は千葉県に3院展開する整形外科です。3院は一般の整形外科となっており、再生医療治療が受けられるのは3院とは別の「船橋整形外科みらいクリニック」となります。

船橋整形外科の再生医療に関する概要は次のとおりです。

クリニック名船橋整形外科みらいクリニック
膝再生医療治療・PRP療法
・培養幹細胞治療
料金PRP-FD:15万円~
培養幹細胞治療:120万円~
住所〒272-0033
千葉県市川市市川南1丁目10-1 ザ・タワーズウエスト206
TEL047-322-3122
診療時間月~金
午前:9:00〜12:30
午後:14:00〜17:30
定休日土日祝
公式HPhttps://www.fff.or.jp/clinic-mirai/

※料金はすべて税込表示です。

再生医療の種類はPRP療法と培養幹細胞治療があります。再生医療が受けられるのは市川市にある「船橋整形外科みらいクリニック」のみとなるため注意しましょう。

友愛医療センター

友愛医療センターは沖縄県にある総合病院です。整形外科では膝の軟骨移植術をおこなっています。総合病院のため、豊富な経験を持つ医師が在籍しています。安心して治療を受けたい方におすすめです。

友愛医療センターの概要は次のとおりです。

クリニック名友愛医療センター
膝再生医療治療自家軟骨移植術
料金直接クリニックへお問い合わせください。
住所〒901-0224
沖縄県豊見城市与根5番地5
TEL098-850-3811
診療時間月~金:8:30〜17:30
土:8:30〜12:30
定休日日曜・祝日
公式HPhttps://ymc.yuuai.or.jp/

膝の再生医療に関するよくある質問

膝の再生医療に関するよくある質問をピックアップしました。気になることや疑問点などあれば、こちらの回答をぜひ参考にしてみてください。

副作用はありますか?

膝の再生医療は副作用がとても少ない治療法です。理由は、ご自身の細胞を採取して注入するため適合しないことは稀だからです。

しかし、事例は少ないですが発熱を起こす場合があります。

リハビリ期間はありますか?

リハビリは実施することを強くおすすめします。なぜなら、リハビリをせずに日常生活に戻ると再び痛みが生じる可能性があるからです。

普段どおりに体を動かしていると、治療を受けて良くなった場所が再びダメージを受けてしまう可能性があります。

治療後の状態を定期的に確認する意味でも、リハビリは重要な役割を果たします。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

治療後1週間ほどで効果が現れることが多いですが個人差があります。早い人だと治療当日に実感する方もいます。ですが、十分な効果を実感するまでは一般的に3か月ほどとなることが多いでしょう。

再生医療が効果的な疾患はありますか?

再生医療は膝関節の治療以外にも効果的な疾患は多数あります。

たとえば、下記の疾患です。

  • 肝障害
  • 変形性膝関節症
  • 皮膚の損傷治癒促進
  • 自己免疫疾患
  • 脳梗塞・脊髄損傷

幹細胞がさまざまな細胞に分けられることで多岐にわたる治療に効果が期待されます。

再生医療ならシン・整形外科がおすすめ

出典:シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
おすすめポイント
  • 再生医療で痛みを根本解決
  • 手術不要・日帰り治療OK!
  • 安心の保証制度あり
施術費用■初診
3,300円
■MRI検査
8,000円〜12,000円
■注入治療
198,000円〜1,078,000円※1
■リハビリ
29,800円〜49,800円
診療時間■受付
9時〜18時
■MRI診断予約
24時間受付
支払い方法現金
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済
アクセス〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目9-15
銀座清月堂ビル5F
※料金は税込表示です※1:注入箇所・回数などで料金は変動します

シン整形外科の再生医療は、以下の理由からおすすめです。

・専門的な知識と経験

・最新の治療法と技術

・個別化された治療

・研究と証拠に基づく治療

専門的な知識と経験

シン整形外科は再生分野医療においても豊富な専門的な知識と経験を持っています。これにより、患者のニーズや状態に合わせた適切な治療プランを提供しています。

最新の治療法と技術

再生医療は急速に進化しており、新しい治療法や技術が継続的に開発されています。シン整形外科は常に最新の治療法を導入しています。

個別化された治療

再生医療は一般的な治療法とは異なり、患者の状態やニーズに合わせて個別化された治療プランが立てられることが多いです。シン整形外科は、患者様の信頼と満足を最優先に考えています。親切で丁寧なスタッフが、あなたの質問や不安に対応し、治療プロセスをサポートします。

研究と証拠に基づく治療

再生医療は科学的な研究と根拠に基づいて行われています。シン整形外科はその治療法や考え方について研究を行い、根拠に基づく治療を提供しています。

まとめ

膝関節の再生医療は最先端医療といわれるだけあり、これまで効果を感じられなかった方でも改善が期待される治療法です。

メリットは多いですが、デメリットも多少なりともあります。なかでも一番のデメリットは高額な治療費となるでしょう。再生医療の大半が保険適用外となります。

そのため、もっとも高額な治療は数百万円になることもあります。しかし、その分効果は期待でき、長期的な改善が見込める点がメリットです。

保険適用されるようになった「自家軟骨移植術」や比較的安価なPRP療法など、自身に合った治療法を受けてみるのもよいでしょう。

まずは一度、再生医療が受けられる医療機関を受診し、医師に相談してみるとよいでしょう。

※本記事の情報は2023年3月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考>
船橋整形外科みらいクリニック
友愛医療センター

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