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ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットの違いとは?痛みの原因や治療について解説

「最近、膝の痛みが強くなり病院に行こうか悩んでいる」方はいませんか。

膝の痛みでよくあるのは膝の前部に位置する膝蓋腱が痛むジャンパー膝(膝蓋腱炎)、または成長期の子どもによくみられるオスグットの2つが考えられます。

2つはよく似ているようで、まったく異なる症状です。ジャンパー膝が腱を痛めるのに対し、オスグットは骨が症状に関係しています。

本記事では、膝の痛みの原因であるジャンパー膝とオスグットの違いや、痛みの原因を詳しく解説しました。

適切な治療法に関してもまとめているため、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは?

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は、一般的にスポーツや特定の行動が原因で膝に痛みや炎症が起こる症状です。

正式な医学用語では膝蓋腱炎と呼ばれます。主に膝蓋腱と呼ばれる腿の前部にある膝の腱に大きな負荷がかかり痛みが生じます。

初期症状ではスポーツの際に痛みを感じる程度ですが、悪化すると日常生活でも疼痛を感じるようになるでしょう。

ジャンパー膝の原因は、バスケットボール、バレーボール、バドミントンなど、膝に反復的な負担をかけるスポーツを日常的におこなうことです。

ジャンパー膝の主な症状

ジャンパー膝の主な症状は、膝の前部に位置する膝蓋腱の炎症や膝の屈曲による痛みなどです。

ここでは、ジャンパー膝の主な症状を詳しく解説します。膝が慢性的に痛む方は、自身の症状と照らし合わせながら確認してみてください。

膝蓋靭帯部分の炎症

ジャンパー膝の主な症状の一つは、膝蓋靭帯部分の炎症です。

膝蓋腱とは、膝の前部に位置する腱のことで、膝蓋骨(膝の皿)と下腿骨(脛骨)を結ぶ組織になります。

膝蓋靭帯部分が炎症を起こすと、膝の前部、とくに膝蓋腱の上部で鈍痛や刺すような痛みが生じます。

また、膝蓋腱周辺に軽度な腫れや膨らみが生じる場合もあるでしょう。

膝の屈曲による痛み

ジャンパー膝のもう一つの主な症状は、膝の屈曲による痛みです。膝を曲げる動作や急激な方向転換の際に強い痛みを感じます。

そのため、膝を曲げる動作が多いスポーツの際に症状が起こりやすくなるでしょう。痛みの程度はそれぞれ異なり、軽度から重度まで幅広い範囲に及びます。

慢性的なジャンパー膝の症状がある場合、適切な治療と休息が必要です。症状を無視すると、悪化する可能性があるため、早めの対処を心がけましょう。

ジャンパー膝の痛みの原因とは?

ジャンパー膝の痛みの原因は、腿四頭筋の柔軟性低下や、ジャンプやダッシュの繰り返しです。

ここでは、ジャンパー膝の痛みの原因をそれぞれ詳しく解説します。原因を知ることで予防や対策もできるため、ぜひチェックしてみてください。

大腿四頭筋の柔軟性低下

ジャンパー膝の痛みの主な原因の一つは、大腿四頭筋(クワッド)の柔軟性の低下です。

大腿四頭筋は膝を伸ばすのに重要な筋肉であり、柔軟性が不足すると膝に余分なストレスがかかります。

柔軟性の低下は、筋肉の緊張やストレッチ不足などが原因です。とくに成長期は骨と筋肉の成長が追いつかず、筋肉が硬い状態になる場合があります。

腿四頭筋の柔軟性低下が続くと、膝の安定性が損なわれることから、膝蓋腱に過度のストレスがかかり、炎症が起こります。その結果、慢性的な痛みが生じるようになります。

ジャンプやダッシュの繰り返し

ジャンパー膝のもう一つの主な原因は、ジャンプやダッシュなど、膝に負荷をかける動作を繰り返すことです。

膝蓋腱に引き伸ばされる負荷が繰り返し加わり、腱がわずかに損傷し、炎症が生じることで腱組織が弱くなります。

スポーツをするたびに痛みを感じるようになるため、踏ん張が効かない、しゃがんだり、全力で走れないなど、パフォーマンスが著しく低下します。

オスグットとは?

オスグット病も膝の痛みを伴う傷病です。膝の前部にある膝蓋腱の下の脛骨結節が炎症を起こし、違和感や痛みを感じるようになります。

オスグット病は成長期による骨の成長と膝蓋腱の成長速度があわないことが原因です。

そのため、オスグッド病は成長期が過ぎると自然に治癒します。ただし、痛みや腫れなどの症状がつらい場合は、適切なケアやリハビリなどによる治療が必要です。

また、一時的にスポーツをお休みし、症状が悪化しないよう心がけることも大切です。

オスグットの主な症状

オスグット病は、成長期に起こる一過性の傷病で、主な症状は次のとおりです。

  • 膝下の痛み
  • 熱感や腫れ

ここでは、オスグットの主な症状を詳しく解説します。自身の症状と照らし合わせながら、読んでみてください。

膝下の痛み

オスグットの主な症状の一つは、膝下に感じる痛みです。膝の前部の脛骨結節周辺(皿の下の骨)に鈍痛が起こります。

とくに膝を伸ばす動作や長時間の歩行、ジャンプ、走行などの活動後に痛みが増すことがよくあります。

痛みはときには我慢できないほど強くなることもあり、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすこともあるでしょう。

熱感や腫れ

オスグットの症状は、膝下部分に熱感や腫れが伴うケースもあります。

脛骨結節周辺の炎症が進行すると、患部が温かく感じられ、触ると軽度の腫れを感じます。

また、熱感や腫れは通常、活動後や運動中により現れることが多いです。痛みが強い場合は、応急処置として、氷で冷やすことをおすすめします。

また、症状がより悪化しないよう、膝に過度な負荷をかけるスポーツは休むようにしましょう。

オスグットの原因

オスグットの原因は、急激な成長により、骨と膝蓋腱の成長速度があわないことが原因です。

ほかにも脛骨粗面の剥離も原因の一つになります。ここでは、オスグットの原因を詳しく解説します。

成長期による痛みは防げませんが、注意をすれば悪化せず、自然治癒できる可能性もあります。そのため、正しい対処ができるよう原因を把握しておきましょう。

成長に伴う痛み

オスグットの主な原因の一つは、急激な成長に伴う痛みです。成長期は、身体が急速に大きくなりますが、成長は均等に進むわけではありません。

膝の前部に位置する脛骨結節は、骨の成長が最も活発な部分の一つです。

しかし、骨と膝蓋腱の成長速度が同じではないことから、成長の過程で脛骨結節周囲の組織に過剰なストレスがかかることがあります。

その結果、脛骨結節周辺に炎症が生じ、膝下に鈍い痛みを感じるようになります。

脛骨粗面の剥離

もう一つの原因は、脛骨粗面の剥離です。脛骨粗面とは、膝の皿の下にある隆起した部分で、皮膚の上から直接確認できます。

脛骨粗面は継続的なストレスが加わると、組織が損傷し、剥離する危険性があります。

たとえば、膝の曲げ伸ばしやジャンプなどが多いスポーツで、膝を酷使すると脛骨粗面の剥離が起こるリスクは高くなるでしょう。

剥離が生じると、炎症が発生し、膝下に痛みを感じるようになります。とくにスポーツ中や脛骨粗面に圧力がかかる動作で強く痛みを感じます。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットの違い

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットは、どちらも膝部分に痛みを感じる傷病です。しかし、症状は似ているものの、診断方法やリハビリ、コンディショニングの点で異なります。

ここでは、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットの違いを解説します。自身の症状がどちらなのか判断できていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

診断方法

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットは、どちらも膝の痛みを引き起こす疾患ですが、診断方法に違いがあります。

ジャンパー膝は、通常、膝の前部に痛みを感じる場合が多く、痛みは特定の動作やスポーツ活動により悪化します。

一方、オスグットは膝下に痛みを引き起こし、成長期の子どもたちによく見られます。

オスグットは基本的に成長期が終われば、症状が自然になくなりますが、ジャンパー膝は成長期が終わりを迎えても痛みは続く点も大きな違いです。

診断には、症状の詳細な評価とレントゲン検査やMRI、超音波検査などが利用されます。

リハビリテーション

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットは、治療方法でも違いがあります。

ジャンパー膝の治療には、炎症の軽減や筋力強化を促進するためのリハビリテーションが一般的です。

一方、オスグットは成長期の子どもたちによくみられるため、治療は安静がメインになります。

リハビリやアイシングによる治療をおこなう場合もありますが、オスグットは成長期が過ぎると痛みが自然に治まるため、積極的な治療は行わないことが一般的です。

コンディショニング

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットは、コンディショニングに関しても違いがあります。

ジャンパー膝は、痛みを軽減し、再発を防ぐために適切なトレーニングとストレッチが必須です。

一方、オスグットは、身体の成長にあわせて活動を制限し、症状を管理する必要があります。

症状の重さにもよりますが、オスグットは基本的に安静を保つのに対し、ジャンパー膝は、テーピングやサポーター、リハビリなど、積極的な治療をおこないます。

また、ジャンパー膝は悪化すると手術が必要になるケースもあるため、注意が必要です。

ジャンパー膝とオスグットを引き起こす代表的なスポーツと主な症例

ジャンパー膝とオスグットになりやすい代表的なスポーツは下記のとおりです。

  • サッカー
  • バレー
  • バスケットボール

ここでは、ジャンパー膝とオスグットを引き起こす代表的なスポーツと主な症例を紹介します。

サッカー

サッカーはジャンパー膝とオスグットの両方に影響を与えるスポーツです。サッカーのキック動作やダッシュなど、急激な動きが膝に負荷をかけます。

ジャンパー膝とオスグットを予防するためには、最初のストレッチで筋肉を十分にほぐし、練習後はアイシングをおこない膝を労わるなど適切なケアをする必要があります。

また、痛みを感じた場合は、休息をとることも忘れないようにしましょう。

バレー

バレーボールもジャンパー膝とオスグットの症状が出やすいスポーツの一つです。

なかでもジャンプや着地など、繰り返し膝へ負担をかける動作には注意が必要です。

また、長時間の練習は膝に大きな負担をかけるため、休憩を取りつつ、時間を決めて練習するようにしましょう。

バスケットボール

バスケットボールも膝に負荷をかけるスポーツの一つです。ほかのスポーツと同様にジャンプや着地による膝への負担が原因になります。

また、急激な動きが多いことから、症状が悪化しやすい点もデメリットです。

そのため、アイシングやストレッチで膝の痛みを予防するのはもちろん、痛みを感じたらすぐに医師の診断を受けることも大切です。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットにおすすめの治療方法

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットにおすすめの治療法は整骨院と鍼灸の2つです。ここでは、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットに有効な治療法を解説します。

膝の痛みで何科にいけばよいのかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

整骨院

ジャンパー膝とオスグットの治療には整骨院がおすすめです。クリニックでは、初期症状に対しては、検査をおこない、安静にする指示を出す程度です。

しかし、整骨院なら、痛みの原因を特定し、マッサージや電気治療、ストレッチ、エクササイズの指導などをおこないます。

炎症の軽減や筋肉の強化を目的に治療をおこない、全身のバランスを調節するため、再発の予防にも有効です。また、全身のバランスが整うことから、症状の改善スピードが向上する効果も期待できます。

鍼灸

鍼灸療法もジャンパー膝とオスグットの治療に有効です。鍼灸師は、痛みを和らげ、炎症を減少させるために鍼を利用します。また、灸を使い痛みのある部位を温め、血行を改善する効果も期待できます。

症状や状態により治療プランは異なりますが、鍼灸療法は症状の軽減と筋肉のリラクゼーション効果があることから、早く痛みを緩和したい方におすすめです。

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ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットの治療法には、整骨院と鍼灸が有効ですが、それでも痛みが軽減しない場合は、シン整形外科の再生医療がおすすめです。

ここでは、膝の痛みにシン・整形外科がおすすめな理由と特徴、料金などを解説します。

シン・整形外科の施術の特徴

シン整形外科はメスを利用せず、注射のみで痛みを緩和する治療をおこなう再生医療専門のクリニックです。

自身の細胞が持つ自然治癒力を活用する治療なので、副作用のリスクを軽減した治療が受けられます。

注入治療の効果を高める物理療法や運動療法に関する情報提供や、リハビリなどのサポートもあるため、早くスポーツに復帰したい方にもおすすめです。

電話相談は無料で対応してもらえます。治療効果を保証する安心保障制度も導入しているため、安心して治療が受けられます。

痛みから早く解放されたい方は、シン・整形外科を検討してみましょう。

治療にかかる費用

シン整形外科の治療にかかる費用は、症状により多少異なりますが、注入治療1回で198,000円(税込)からです。

ほかに初診料3,300円(税込)、MPI検査8,000円~12,000円(税込)が必要になります。

整骨院や鍼灸よりは高額ですが、1回の治療で効果は6か月~1年継続します。

早く痛みから解放されてスポーツに復帰したいのなら、シン・整形外科の再生医療が近道になるでしょう。

まとめ

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とオスグットは、膝に痛みを引き起こす傷病です。

ジャンパー膝は通常、膝の前部、とくに膝蓋腱部分の炎症により痛みが起こります。スポーツ活動や過度な膝への負荷が原因です。

一方、オスグットは成長期の子どもたちに見られ、脛骨粗面の剥離による膝下の痛みがあります。

治療面では、ジャンパー膝はリハビリテーションやコンディショニングが主なアプローチですが、オスグットでは成長期が終われば症状が緩和するので安静が重要です。

ただし、痛みから早く解放されて、スポーツに復帰したいのなら、積極的な治療をおこなうことをおすすめします。

シン整形外科では再生治療により膝の痛みを軽減する治療をおこないます。

入院不要で1回の治療で6か月~1年も効果が持続するため、早く痛みから解放されたい方は、シン・整形外科を検討してみましょう。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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