関節リウマチは症状が徐々に進み、発症から数年で関節破壊が生じると考えられていました。
しかし、最近では発症から急速に症状が進行すると判明し、さらに早期発見と早期治療が重要視されています。
早期発見のためにも、関節リウマチの初期症状を把握しておきましょう。
本記事では、関節リウマチの初期症状や痛みの原因、さらには再生医療を用いて関節リウマチの治療をおこなうシン・整形外科について紹介します。
関節リウマチについての不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
関節リウマチの主な初期症状
日常的に倦怠感や手のこわばりを感じる方は、関節リウマチを発症している可能性が考えられます。
適切な対応をとるためにも、関節リウマチによくみられる初期症状を確認しておきましょう。
ここからは、関節リウマチの主な初期症状を5つ紹介します。自身の体と照らし合わせましょう。
見逃しがちな小さなサインもあるため、少しでも不安に感じたら専門医への受診がおすすめです。
手がこわばる
朝の手のこわばりは、関節リウマチの代表的な初期症状の一つです。
関節の痛みを感じない場合でも、起床後に手のこわばりがある方は関節リウマチを発症している可能性があります。
とくに、手のこわばりの症状が徐々に強くなる、持続時間が長くなるなどの変化が見られる方は専門医へ相談しましょう。
関節の炎症
関節リウマチの発端は、関節を包む滑膜の炎症です。滑膜が炎症により厚くなり、関節が腫れて痛みを伴います。
関節の炎症は膝のほか、手首や足首、肘、股関節など体中のあらゆる関節部分で起こりうる症状です。
痛みが酷くなると、日常生活や仕事に支障をきたしはじめます。
関節が変形する
関節リウマチを発症すると、手足の関節が変形します。とくに特徴的な部分が、手足の指です。
関節が変形して指が短くなる、外反母趾になる、など関節リウマチ特有の関節の変形が生じます。
変形した関節は自然に元の形に戻らないため、早期に治療をはじめて変形の進行を防ぎましょう。
関節が腫れる
関節リウマチの初期症状に、関節の腫れがあります。
関節に熱を持つことが特徴で、ぶよぶよとゼリー状のものが中にあるような腫れです。
赤く腫れている場合は関節リウマチ以外の原因も考えられるため、腫れ方を観察しましょう。
また、手の指の第二関節が左右対称に腫れるケースが多い傾向にあります。
しかし、例外的な症状も考えられるため、疑わしい場合はすぐに受診してください。
微熱が出る
とくに微熱は、関節リウマチだと気づきにくい初期症状です。
関節リウマチを患うと何となく体がだるい、微熱が続き食欲不振になる、などの症状を感じる方が多くいます。
風邪の症状と似ているため、注意が必要です。早期発見のためにも、ほかの症状とあわせて考えましょう。
関節リウマチとは
関節リウマチは、自身の体を守る免疫の働きに異常が生じる、自己免疫疾患の一つであると考えられています。
関節の炎症が進行して慢性的な痛みや倦怠感に襲われ、日常の生活が困難に感じる方も少なくありません。
症状が酷いと、治療の効果が得られにくい場合が多くあるため、早期治療が重要です。
関節リウマチの痛みの原因
関節リウマチの発症に関するメカニズムについては、あまり周知されていません。
遺伝要素が大きい、環境要因も関係する、などのさまざまな見解があるため不安を感じてしまいがちです。
不安を解消するためには、どのような仕組みで関節に痛みが生じているのか確認する必要があります。
ここからは、関節リウマチの痛みの原因について紹介します。
滑膜の炎症
動かす際に痛みを伴わないために、関節には軟骨と滑膜が存在します。
骨と骨が向きあう間に軟骨があり、周りにある滑膜が軟骨の働きを助けている状態が正常です。
しかし関節の免疫機能に異常が生じると、滑膜部分に血管や細胞が増えて分厚く腫れた状態になり、やがて軟骨や靭帯を圧迫します。
骨の破壊
滑膜が炎症を起こし腫れた状態になると、軟骨や靭帯、さらに骨まで破壊しはじめます。
骨の破壊が進行するにつれ、関節の痛みは増していくでしょう。
一度破壊された関節は、元の状態には戻せません。痛みが強くなる前に、症状を抑える必要があります。
関節リウマチになりやすい方の特徴
家族に関節リウマチの症状を抱える方がいる場合「自分も発症するのではないか」と不安になる方も少なくありません。
関節リウマチは女性が発症するケースが多く、症状のピークは30~50代と考えられています。
発症の大きな原因は明確ではないものの、関与していると考えられているのは遺伝や喫煙などです。
遺伝的要因に環境要因が加わり、発症するケースが多いと推測されます。
関節リウマチの診断方法
関節リウマチを発症しているかどうかの診断は、困難だと考えられています。
なぜなら、ほかのリウマチ性疾患の症状と似ているためです。
では、どのように関節リウマチだと診断するのでしょうか。
ここからは、関節リウマチの診断方法を紹介します。専門医への受診を考えている方は、参考にしてください。
日常の症状度
関節リウマチの診断には、問診が必須です。
朝の手のこわばり、関節の痛みや体の倦怠感など、関節リウマチの症状として当てはまるものはすべて伝えましょう。
痛みの強さや変化の時期などを詳細に伝えると、症状の進行度が把握しやすくなります。
日頃から思い当たる項目をメモしておくと、スムーズに診察が進むでしょう。
関節破壊の進行度
関節リウマチが疑わしい場合は超音波やMRI、X線検査などをおこない、関節破壊の進行度を調べます。
骨や軟骨のほか滑膜の状態が確認できるため、関節の変形などの関節リウマチ特有の症状を調べられます。
適正な治療を受けるためにも、丁寧な診断をおこなう整形外科を選びましょう。
関節リウマチには早期受診が必要な理由
症状がまだ進行していない場合は、薬物療法で痛みを和らげ、リハビリにより関節の動きを回復させられる可能性があります。
しかし、症状が進行している場合は、手術で痛みを取り除くケースが一般的です。
関節リウマチの症状の進行は早く、発症から半年以内で関節破壊まで進行する方も少なくありません。
早期発見のためにも、気になる症状がある方は専門医への受診がおすすめです。
関節リウマチの治療にはシン・整形外科がおすすめ
- 再生医療で痛みを根本解決
- 手術不要・日帰り治療OK!
- 安心の保証制度あり
施術費用 | ■初診 3,300円 ■MRI検査 8,000円〜12,000円 ■注入治療 198,000円〜1,078,000円※1 ■リハビリ 29,800円〜49,800円 |
診療時間 | ■受付 9時〜18時 ■MRI診断予約 24時間受付 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード 電子マネー バーコード決済 |
アクセス | 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目9-15 銀座清月堂ビル5F |
「早く痛みから解放されたいけれど、手術には抵抗がある」「長期の休みがとれない」などの理由で、関節リウマチの治療に踏み切れないケースも多くあります。
入院を必要とする治療は、日常生活に支障をきたしてしまいます。
シン・整形外科であれば、手術なしで痛みを緩和させられるほか、リスクの少ない治療が可能です。
ここからは、シン・整形外科の特徴や治療方法について紹介します。
シン・整形外科で関節リウマチの治療をおこない、快適な日常生活を取り戻しましょう。
日帰りで受けられる最新治療
シン・整形外科がおこなう治療は、メスを使わない再生医療です。既存療法とは異なるため、手術や入院を必要としません。
手術に不安がある方や仕事を長期間休めない方でも、安心して関節リウマチの治療が受けられます。
さらに、患者本人から採取した血液や細胞を利用する再生医療は、リスクが少ない点からも注目されています。
手術やヒアルロン酸注入などの一般的な治療方法では痛みが改善しない、何度も再発するなどの方は再生医療がおすすめです。
専門医による適切な診断
はじめての受診はもちろん、聞き慣れない再生医療となると不安がつきものです。自身では最適な治療法の判断もつかないでしょう。
シン・整形外科は日本整形外科学会認定の専門医がMRI診断のもと、丁寧にカウンセリングを実施して最適な再生医療を提案します。
治療内容や効果について不安な方に向けて、セカンドオピニオン外来も実施しています。
再生医療の効果を詳しく知りたい、納得してから治療をはじめたい、などの方は専門ドクターへの無料相談がおすすめです。
充実したリハビリテーション
関節リウマチの悩みの一つが「痛みの再発」です。
一般的な治療法では、すぐに痛みが再発する、何度も治療をおこなわなければならない、などの方も多いのではないでしょうか。
シン・整形外科では、再生医療専門のリハビリを取り入れています。
関節リウマチの治療効果を最大化するほか、永続的に痛みが発生しないための体づくりを目的としたリハビリです。
マニュアルのあるリハビリではなく、患者それぞれの体や目的に合わせて最適なリハビリ提供をおこないます。
再び痛みに襲われる不安から解放され、趣味や仕事を心の底から楽しみましょう。
関節リウマチの治療にかかる費用
PRP-FD治療 | PRP-PRO治療 | |
片膝1回 | 198,000円 | 264,000円 |
片膝2回 | 374,000円 | 396,000円 |
片膝3回 | 506,000円 | 528,000円 |
再生医療の専門医が提案する治療方法により、かかる費用は異なります。
リハビリは月4回のスタンダードコース月額49,800円(税込)と、月2回のライトコース月額29,800円(税込)の2種類です。
その他、MRI診断や採血にかかる費用など詳しく知りたい方は、公式サイトを確認してください。
まとめ
関節リウマチの診断は難しく、患者自身が日常生活で抱く違和感が重要な判断材料になります。
関節リウマチにはどのような初期症状が現れるのか確認しておけば、早期発見のみでなく適切な治療が受けられます。
関節リウマチの些細なサインを見逃さないように心がけましょう。
シン・整形外科は問診やMRI診断をおこない、患者それぞれの症状にあわせた治療やリハビリを提供します。
再生医療は、効果や持続性が期待できるほか、リスクの少ない治療法です。
シン・整形外科の再生医療を取り入れて、痛みのない生活を取り戻しましょう。