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半月板損傷にサポーターは効果ある?サポーターの種類・注意点・選び方を解説

膝に痛みがあったり、膝を動かしにくかったりする場合は半月板を損傷している可能性があります。半月板の損傷と聞くとスポーツ時の怪我のイメージがあるかもしれませんが、40代以上の場合は日常動作で起こることもあります。

半月板を損傷した場合に膝の痛みを軽減したり、歩行を安定させたりするために使用されるのがサポーターです。しかし、サポーターにはいくつか種類があり、症状や目的に合わせて使い分ける必要があります。

サポーターの使用方法を誤ると、痛みや膝の動かしにくさなどの症状が進行しかねません

そこで、半月板のサポーターの種類やその効果について詳しく解説します。サポーターを使用するうえでの注意点や選び方もあわせて紹介するため、サポーターの使用を検討している方は参考にしてください。

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目次

半月板損傷とは?

半月板損傷とはどのような怪我なのかについて詳しく解説します。

半月板の役割

半月板とは、膝の関節にある軟骨です。名称とは異なり、三日月のような形です。アルファベットのCの形と表現されることもあります。

太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)と膝下の骨である脛骨(けいこつ)の間にあります。膝の内側と外側に二つあり、果たしているのは次のような役割です。

  • 膝の関節にかかる体重を分散させる
  • 膝の関節にかかる衝撃を吸収する
  • 膝の関節の位置を安定させる

たとえば歩行時に膝にかかる衝撃は、半月板があることで負荷が分散され、また膝の関節を固定することで怪我や膝への負担を軽減します

これは、大腿骨の先端は丸くなっているのに対し、脛骨の先端は平らになっているため、そのままだと接する面積が少ないところ、半月板が間に入ることで二つの骨を安定させる働きがあるためです。

このように、半月板は歩く、走るなど人が日常的にう運動に対して、重要な役割をもちます。

しかし半月板は軟骨であるため、過度な運動や加齢で損傷しやすく、膝の痛みに悩まされている方も多いです。

半月板損傷の症状

半月板を損傷した症状は大きく次の2つに分類されます。

半月板損傷の症状主な症例
キャッチング歩行中の膝の痛み
膝の腫れ
膝の熱感
膝の曲げ伸ばし時の引っかかり感
ロッキング急に膝の曲げ伸ばしができなくなる
激痛で歩けなくなる
膝の関節の中で炎症が起きて水(関節液)が溜まる
膝の関節の中で出血が起きて血液が溜まる

キャッチングとロッキングでは、損傷の程度が異なります。

たとえば、キャッチングは歩行中の膝の痛みや膝の腫れなど、膝の曲げ伸ばし時の引っかかり時に発生する症状をさします。

一方で、ロッキングは急に膝の曲げ伸ばしができなくなったり、膝の関節の中で出血が起きて血液が溜まったりと、正常に膝の曲げ伸ばしができなくなった状態のことをさします。

そのため、キャッチングよりロッキングの方が半月板の損傷が大きく、重度な症状といえます

半月板損傷の原因

半月板を損傷する原因は次の二種類に分けられます。

  • 外傷性
  • 変性断裂(非外傷性)

外傷性は怪我が原因の半月板損傷です。多くはスポーツをしているときに起きます。

半月板を損傷しやすいのは、競技者間で接触が多いコンタクトスポーツや外傷が起こることが多いスポーツです

コンタクトスポーツとは、たとえばアメリカンフットボール、ラグビー、柔道、アイスホッケーなど、競技者同士の体が直接ぶつかり合ったりつかみ合ったりするようなスポーツです。

競技者間の接触が多くなくても、ジャンプや切り返しの動作が多い次のようなスポーツも半月板を損傷しやすい傾向があります。

ジャンプが多いスポーツは、たとえばバレーボール、バスケットボール、体操などです。切り返しの動作が多いスポーツは、サッカー、野球、テニス、ゴルフ、スキーなどです。

このようなスポーツをしているときは、体重が膝にかかった状態で膝をひねったり膝に衝撃が加わったりするため、半月板を損傷する場合があります。

また、大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯である前十字靱帯 を断裂したのに伴って、半月板を損傷する場合もあります。前十字靱帯 の断裂に伴い半月板を損傷しやすいのは、ジャンプの着地時です。

これらの外傷性の半月板損傷に対し、怪我をしていないにもかかわらず半月板を損傷するケースが非外傷性の場合です。半月板は加齢に伴い変性して傷つきやすくなります。

そのため、40歳以上になると立ち上がったり階段の昇り降りをしたりなどの日常動作やささいな怪我で半月板を損傷することがあります。

半月板損傷におけるサポーターの種類

半月板を損傷したら必ずサポーターを使用するわけではありません。治療方法によってはサポーターを使用しない場合もあります。

半月板を損傷した場合の治療方法は手術療法と保存療法の2種類です。サポーターが使用されるのは保存療法をおこなう場合です。保存療法は次のようなときに選択されます。

  • 損傷の程度が軽度で、ロッキングの症状がない
  • 非外傷性の半月板損傷で、手術の効果が期待できない
  • 患者が手術を希望しない

ただし、サポーターをつけるだけでは半月板の損傷は治癒しません。保存療法では膝の関節の負担を減らすために、適切な運動をして筋力を高める治療がおこなわれます。

そのため、運動ができるように痛みの軽減を目的にサポーターを使用します。症状の程度や目的によって適したサポーターが異なります。それぞれ詳しく解説します。

ハードタイプ

ハードタイプは、ベルト状になっており巻き付けるようにして装着し、締め付けを調節できるサポーターです。側面に支柱が入っており膝をしっかり固定できる点が特徴です。

膝を動かしづらくなりますが、不要な動きを抑えられるため膝の負担を軽減できます。次のように半月板の損傷の程度が重い場合にハードタイプのサポーターを使用します。

  • 膝がぐらついて歩行しにくい
  • 靭帯損傷を伴う

半月板を損傷したけれども立ち仕事や歩行を避けられない場合、スポーツをする場合にもハードタイプのサポーターが最適です。しかし、長時間装着していると圧迫により血行不良やリンパの滞りが起きやすくなります

また、筋力が低下しやすくなるのもハードタイプのデメリットです。そのため、長時間連続での装着は避け、活動時のみの一時的な使用にとどめてください。

ソフトタイプ

ソフトタイプは、筒状になっており足先から履くように装着するサポーターです。ハードタイプよりも膝を固定する力は弱いですが、伸縮性があるため装着がしやすく、ある程度の圧迫ができます。

また、ハードタイプに比べてリーズナブルな商品が多いです。洗濯もしやすいため日常使いするのに適しています。

半月板の損傷の程度が軽度である場合に膝の安定性をサポートできる点が特徴です。サポーターで覆うことで保温されるため、血行が促進されて組織の修復を早める効果も期待できます。

また、サポーターで圧迫し痛みを軽減させます。しかし、痛みが少なくなっても半月板が修復されたわけではありません

運動を続けるために圧迫力が強いサポーターを継続して使用すると半月板の損傷が進む可能性があります。そのため、圧迫力があまり強くないサポーターがおすすめです。

保温タイプ

遠赤外線を放射する繊維や発熱する繊維を使用しているサポーターが保温タイプです。保温することで痛みが軽減されたり、血行が促進されて修復を早めたりする効果が期待できます。

次のような場合の使用がおすすめです。

  • 痛みが慢性化している場合
  • 血行がよくないことで膝にだるさを感じる場合
  • 冷えると痛みを感じる場合

このような場合に保温タイプのサポーターを使用すると血行がよくなり、冷えが解消されて膝の痛みや不快感が改善されます。

また、洗濯機で洗濯できるものが多いのも保温タイプのメリットです。日常使いしたい場合に最適です

半月板損傷におけるサポーターの効果

半月板を損傷した場合、サポーターをつけるだけでは治癒しません。しかし、悪化を防止して治癒を促す次のような効果が期待できます。それぞれ詳しく解説します。

膝が動きが安定する

半月板を損傷したら、膝の関節の不要な動きを抑えて関節にかかる負担を軽減する必要があります。サポーターをつけると膝の動きが安定するため、歩行時や立ち上がり時にかかる膝の負担が軽くなります。

そのため、損傷が進むのを抑えられます。また、膝を固定し膝の動きを助けるため、加齢のために非外傷性の半月板損傷をした場合にも効果的です。筋肉の動きをサポートする働きにより、安定した歩行ができるようになります

ただし、その一方で筋肉の動きをサポートするため筋力が低下する可能性もあります。膝を固定する力が強いハードタイプのサポーターの常時使用は避け、スポーツ時や重労働時など一時的な使用に留めてください。

筋力が低下すると膝の関節の負担が増加し、半月板の損傷が素進む場合があります。

膝の痛みが緩和される

サポーターをつけると圧迫感を覚えることで痛みが軽減されます。これは、肌に何かが触れている感覚である触圧覚は、痛みである痛覚よりも早く脳に届くためです。

サポーターで肌に布が触れている感覚を生むと痛みへの反応が鈍くなり、痛みを感じにくくなります。

圧迫が強い方が痛みは軽減されますが、血行やリンパの流れは悪くなります。その結果、半月板の組織の修復が遅れることがあるため、サポーターをつけるときはきつく締めないようにしてください。

膝が冷えるのを防ぐ

サポーターには膝を保温する効果もあります。膝が冷えると血流が悪くなり、痛みを感じやすくなります。また、組織の修復には血流を促すことが必要です。

そのため、痛みを軽減したり、半月板の修復を促進したりするために保温は重要です。サポーターをつけるだけでも保温効果はあります。

しかし、サポーターの中には遠赤外線を放射する繊維や発熱素材を用いたタイプもあります。痛みを軽減したい場合はそのような保温タイプのサポーターがおすすめです。

半月板損傷におけるサポーターの注意点

半月板を損傷した場合にサポーターをつける際には気を付けるべき点があります。理由とともに詳しく解説します。

きつく締めすぎない

膝のぐらつきがひどく安定した歩行ができない場合は、膝をしっかり固定できるハードタイプのサポーターがおすすめです。

しかし、締めすぎると血液やリンパの流れが阻害されます。そうすると、半月板の修復が遅くなります。また、血行不良やリンパの停滞はうっ血、むくみ、しびれなどの循環障害の原因です

そのため、ハードタイプのベルトは締めすぎないようにゆったりと装着するようにしてください。

長時間の使用を避ける

ハードタイプやソフトタイプのサポーターは長時間の使用は避けてください。これらのサポーターは長時間使用すると膝周りの筋力が低下する可能性があります。

膝を固定するため膝の動きが妨げられるためです。また、膝の筋肉の代わりの役割も果たすことも筋力低下に繋がります。

膝周りの筋力が衰えると、膝の関節への負担が大きくなります。そのため、半月板の損傷が進みかねません。

また、圧迫があるため、長時間つけていると血行不良やリンパの流れの滞りが起き、循環障害が生じる可能性があります。ハードタイプやソフトタイプのサポーターは安静時には外すようにしてください。

サポーターを保温目的で日常的に使用する場合は、締め付けがあまりないタイプのものを使用してください。圧迫のない保温タイプのサポーターであれば、長時間の使用は可能です

傷や肌に異常がある場合は使用を控える

膝の周りに傷や湿疹など肌に異常がある場合は、サポーターを使用しないでください。それらの肌の異常が悪化する可能性があるためです。

また、サポーターの使用によりかゆみや赤みなど肌に異常が出た場合は、使用を中止してください。サポーターの素材が肌に合っていない可能性があります。医師に相談のうえ、他の素材のサポーターを検討してください。

痛みが強くなった場合は使用を中止する

サポーターの使用により痛みが強くなった場合は、サポーターのサイズが合っていないと考えられます。また、正しい使用ができていない可能性もあります。使用を中止して医師に相談してください。

膝用サポーターの選び方

膝用サポーターは適切なものを選ばなければ効果を得られなかったり、かえって痛みが増したりします。膝用サポーターの正しい選び方について解説します。

自身の膝のサイズに合ったものを選ぶ

膝用サポーターを選ぶ場合、サイズが合っていることが重要です。サイズが大き過ぎると膝を固定できません。また、サイズが小さ過ぎると圧迫が強くなって血液やリンパの流れが滞ります。

膝を固定できなければ安定した歩行ができず、膝の関節への負担がかかり、半月板の損傷が進む原因になります。

また、血液やリンパの流れが滞れば、組織の修復が遅れるのみではなく、うっ血やむくみ、しびれなどの循環障害が起きかねません。そのため、正しいサイズのサポーターを選んでください。

膝のサイズの測り方は次のとおりです。

  1. 椅子に座って軽く膝を曲げる
  2. 膝頭の周囲の長さを測る

膝周りのサイズがわかったら、商品の対応サイズを確認して購入してください。商品にはM、Lと表記されていることが多いですが、服のサイズとは異なります。必ず膝周りのサイズを測って商品を選んでください。

ただし、商品によっては膝のサイズの測り方が指定されている場合もあります。その場合は商品に記載の指示にしたがってサイズを測ってください。

通気性のいいものを選ぶ

スポーツ時に使用する場合も日常使いする場合も、通気性がいいものがおすすめです。スポーツ時は汗をかきやすいため、蒸れを防止する必要があります

また、保温目的の場合も通気性がよいものを選べば、夏でも快適に使用できます。冷房による冷えから膝を守りたい場合にはとくにおすすめです。

サポーターをつけると蒸れてかゆみが出やすい場合も通気性がよいものを選んでください。吸水素材、速乾素材、メッシュ素材などが使用されているもの通気性がいいサポーターです。素材を確認して購入してください。

半月板損傷に関するよくある質問

半月板損傷についてよくされる質問とその回答を紹介します。

サポーターだけで半月板損傷は自然に治る?

サポーターを使用するだけでは半月板損傷は自然治癒しません。保温効果があるサポーターであれば、血行が促進されることで組織の回復が早まる効果は期待できますが、修復に対する直接的な効果はないため注意してください。

サポーターを使用するのは、生活の中で歩行時や立ち仕事をするときに、痛みを軽減したり膝の負担を減らしたりすることが目的です。

また、半月板損傷の治療のうち、手術をおこなわない保存療法の場合は、運動療法がおこなわれます。しかし、膝に痛みがあると運動が困難です。そのため、運動時の痛みを軽減するためにサポーターを使用します。

保存療法として装具療法がおこなわれる場合は、体重のかかり方を変えられるハードタイプのサポーターを使用し、膝にかかる負担を減らして半月板のすり減りを防止します。

このように、保存療法の中での補助的な役割をするのがサポーターです。半月板損傷の治療はサポーターを使用するだけでなく、運動療法、装具療法の他、薬物療法や電気療法などを組み合わせることが一般的です。

サポーターは素肌に直接つける?

サポーターは素肌に直接つけてください。服の上からつけても膝を効果的に固定できず、痛みや膝の関節への負担の軽減ができない可能性があります。

サポーターは洗濯できる?

サポーターは洗濯できます。素肌に直接つけるため、汗や皮脂などで汚れが付着したままだと清潔に使用できません。使用後は洗濯してください。

ハードタイプのものは手洗いが基本です。洗い方は次のとおりです。

  1. ぬるま湯と洗濯用洗剤で押し洗いをする
  2. 絞らずにタオルに挟んで押して脱水をする
  3. 日陰干しする

商品によっては洗剤は中性洗剤を指定している場合もあります。商品の洗濯表示をよく確認して生地が傷まないようにしてください。

ソフトタイプや保温タイプのサポーターは手洗いが推奨されているものと、洗濯機洗いができるものとがあります。

洗濯機洗いができる場合でも洗濯ネットの使用が求められていることが多いため、この場合も洗濯表示を確認してください。

半月板損傷は全治するまでどれくらいかかる?

半月板損傷の症状が軽快するまでの期間は、損傷の程度によって異なります。損傷が軽微であれば、保存療法を3週間~3か月続ければ改善するケースが多いです

保存療法を上記の期間継続しても、痛みやロッキングの状態が続く場合や何度も膝に水がたまる場合は手術が検討されます。

また、断裂が1cm以上であったり、自然治癒が期待できなかったりする場合は保存療法の期間を経ることなく手術が選択されます。

手術方法は次の2とおりです。それぞれ仕事復帰やスポーツ復帰までの期間が異なります。

項目半月板縫合術部分切除術
手術方法損傷した半月板を縫い合わせる半月板の損傷した部分を切除する
仕事復帰までの期間・デスクワーク:翌日~1か月
・軽作業:1か月
・重労働:3か月
・デスクワーク:1~2週間
・軽作業:1か月
・重労働:3か月
スポーツ復帰までの期間・4~6か月・内側の半月板を切除した場合:1~3か月
・外側の半月板を切除した場合:2~4か月

仕事復帰やスポーツ復帰をするまでの期間はリハビリをします。リハビリでおこなうのはストレッチ、筋力トレーニング、有酸素運動などです。

半月板損傷でもサポーターをつけたらスポーツできる?

半月板損傷の程度がごく軽微であれば、サポーターをつけてのスポーツは可能です。また、治療を経て症状が軽快した場合もスポーツはできます。

しかし、膝の痛みや違和感があって半月板損傷の可能性がある場合に、自己判断でサポーターをつけてスポーツを続けると半月板の損傷が進みます。

上述のとおりサポーターをつけるだけでは半月板の損傷は自然治癒しないためです。

サポーターをつけて痛みが軽減し、膝を動かしやすくなったとしても、それはサポーターの保温効果や膝を安定させる効果によるものであって、治癒しているわけではありません。

サポーターをつけてスポーツをする場合、医師の判断のもとおこなうようにしてください。

半月板損傷を放置するとどうなる?

半月板損傷は放置していても基本的に自然治癒しません。これは、半月板は血管が少なく組織の修復に必要な栄養素が半月板まで届かないためです。

半月板損傷を放置すると、自然治癒しないのみでなく膝の痛みや水がたまる症状が慢性化します。また、半月板が損傷すると半月板に覆われていた大腿骨と脛骨の関節の軟骨部分が露出して、軟骨がすり減って関節が変形する原因になります。

関節の変形が進行すると引き起こされる病気が、変形性膝関節症です。初期症状では歩行時の痛みはありません。階段の昇り降りや正座をするときに膝に痛みを感じます。

さらに変形性膝関節症が進むと、膝が変形してO脚になります。また、階段の昇降のみでなく歩行時にも痛みを生じます。日常生活に支障が出るため、精神的な負担が大きい状態です。

最終的には手術で人工関節を使用する可能性があります。

このような変形性膝関節症にならないためにも、膝の痛みや動かしにくさを感じた場合は早期に病院を受診して治療をおこなうようにしてください。

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■リハビリ
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まとめ

サポーターは、半月板損傷時に使用すると膝の痛みを軽減したり、膝の関節への負担を減らしたりする効果があります。また、装着による保温効果により血行が促進され、組織の修復が早まることも期待できます。

しかし、サポーターを使用するのみでは半月板損傷は自然治癒しません。サポーターの装着により痛みが軽減して日常生活に支障が出なかったとしても、放置すると半月板が修復しないのみではなく少しずつ膝の関節の軟骨がすり減ります。

軟骨がすり減り続けると関節が変形し、膝の病気である変形性膝関節症に進行します。

また、固定する力が強いハードタイプやソフトタイプのサポーターの日常使いは、筋力低下の原因です。筋力が低下すると、膝の関節に負担がかかり、半月板の損傷が修復されません。

安静時には使用しないことをおすすめします。とくにハードタイプはベルトを締め付けがきついと血行不良やリンパの滞りを起こすため、使用方法にも注意してください。

これに対し、サポート力が低い保温タイプのサポーターは膝の血行を促進し、組織の修復を高めます。日常使いをしたい場合は保温タイプのサポーターを選んでください。

※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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