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半月板損傷を早く治す方法を紹介!手術なしで完治する方法はあるの?

半月板損傷は中高年のみならず、スポーツによる怪我の代表的な症状でもあります。

膝に強い痛みと違和感を生じるため、適切な治療をしなければ日常生活にも支障をきたします

また、手術を伴う治療の場合、完治までに3か月〜半年以上の治療期間が必要となるため、現役のアスリートの場合は選手生命にも影響があります。

本記事では、半月板損傷をより早く治す方法や、手術なしで完治する方法を解説します。

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目次

半月板損傷とは?

半月板損傷とは、膝関節のクッション・スタビライザーの役割を持つ半月板が損傷することを指します。

半月板は、膝関節の大腿側と脛骨側にある繊維軟骨で、アルファベットの「C」に似た形をしていることから半月板と呼ばれています。

正常な半月板は大腿骨と脛骨のクッションの役割を果たし、膝関節をスムーズに可動させます

ここでは、半月板損傷の症状や原因について解説します。

半月板損傷の症状

半月板損傷には、主に次のような症状が現れます。

  • 膝の痛み
  • 関節の違和感
  • 関節の引っかかり
  • 異常音

膝の曲げ伸ばしの際に痛みを感じるほか、膝関節の関節包の内側にある滑膜の炎症により、膝に水が溜まる(膝が腫れる)のも代表的な症状です。

損傷の程度が大きい場合、急に膝が動かなくなるロッキングと呼ばれる症状が現れ、患部の激痛により歩行も困難になります

半月板は次の3つの形で損傷します。

  • 縦断裂
  • 横断裂
  • 変性断裂

半月板損傷が疑われる際に、専門的な医療器具を使用せずにチェックする方法として、マックマレーテストがあります。

マックマレーテストの手順は次のとおりです。

  1. あおむけで膝を最大限に曲げる
  2. 股関節から下を内旋・外旋させる
  3. 膝を徐々に伸ばしながら2と同様のテストをおこなう

2のテスト時に内旋時に痛みがある場合や、半月板の外側、外旋時に痛みがある場合は、半月板の内側に損傷があると考えられます。

また、3のテスト時に痛みや違和感がある場合、膝の角度90度までなら半月板の後部、膝の角度が90度を超えているなら半月板の中節が損傷していると考えられます。

ただし、半月板損傷の症状が疑われる場合は、自己診断をせずに医療機関での診断を受けるようにしましょう

半月板損傷の原因

半月板損傷の原因には、大きく分けて次の2種類が挙げられます。

  • 外傷性
  • 非外傷性

外傷性の半月板損傷は、スポーツでの怪我が原因として多くなります。

ジャンプの着地時をはじめ、体重がかかった状態でひねりや衝撃が加わるとリスクが高くなります

外傷性の場合、半月板のみが損傷する場合もありますが、内側側副靭帯や前十字靭帯損傷と併発する場合が多いです。

また、非外傷性の半月板損傷が発症するリスクが高いのは、主に中高年です。

加齢に伴う半月板の変性により、次のような半月板損傷の発症リスクが考えられます。

  • 筋収縮
  • 膝関節の炎症

中高年の方の場合、半月板損傷から変形性膝関節症を併発する可能性もあります

半月板損傷を早く治す方法

半月板損傷は自然治癒が見込めないため、症状を改善させるためには治療をおこなう必要があります。

ここでは、治療法ごとの特徴やメリット・デメリットを解説します。

保存療法

  • 自身に合った対処方法を選べる
  • 運動をおこないながら治療できる
  • 痛みや可動域の改善が見られない場合がある

症状が軽度な場合、手術をおこなわずに保存療法で痛みを軽減しながら回復を目指す選択もあります。

保存療法には、抗炎症薬を投与する薬物療法や、装具やテーピングなどの補助や補強、そして痛みを緩和するリハビリテーションによる運動療法があります。

また、ヒアルロン酸を関節内に注入することにより、損傷した半月板の代替とする治療もおこないます。

ただし、ヒアルロン酸の注入によって軟骨が再生するわけではないため、完治を目指すことはできません

保存療法は、手術を避けて長期間のリハビリ期間を必要としないため、試合を欠場できないアスリートにおすすめはできます。

ただし、治療期間は長くなるため、負担は大きくなります。

再生医療

  • 保存療法では改善しなかった症状に対処できる
  • 手術ができない方や避けたい方も完治を目指せる
  • 保険適用ではないため医療費は高額になる

手術をおこなわずに半月板損傷の完治を目指したい方は、「PRP-FD療法」とも呼ばれる再生医療がおすすめです

PRP-FD療法は、自らの血液から採取した血小板を濃縮し、患部に注射して組織を再生させる、新しい治療方法です。

自身の自然治癒力を活かして損傷した組織を再生させるため、半月板を損なわずに完治を目指せます。

ただし、半月板損傷に対する再生医療は健康保険の適用外です。医療費が全額自己負担となり、高額になる点に注意が必要です。

手術

  • 痛みをほぼ取り除ける
  • 手術直後から歩行可能
  • 術後1週間程度で日常生活に戻れる

1か月〜3か月程度、保存療法を試しても膝の痛みや可動域が改善されない場合、手術を検討するようにしましょう。

半月板損傷で選択される手術方法は、主に次の2つです。

  • 半月板縫合術
  • 半月板切除術

手術により、断裂した半月板を縫合もしくは取り除くことで、膝の痛みや違和感を軽減できます。

いずれの場合も内視鏡手術でおこなわれるため、切除する範囲は最小限で、手術直後からの歩行が可能です

ただし、半月板を除去した場合、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。

近年では、事故や怪我などで緊急性が高い場合を除き、保存療法を選択するケースが多くなります。

半月板損傷を早く治すためのリハビリ方法

外傷性の半月板損傷の場合、スポーツが可能な状態までの復帰には3か月〜半年の治療期間が必要です

ただし、痛みの程度によっては、保存療法と併せてリハビリや運動療法をおこなうことにより、半月板損傷を早く治せる可能性があります。

ここでは、半月板損傷を早く治すための、おすすめのリハビリ方法を紹介します。

有酸素運動

有酸素運動により、全身の筋力量を増やし代謝を向上させるリハビリは半月板損傷にもおすすめはできます。

リハビリに有酸素運動を取り入れる場合、膝に負担のかかりにくいエアロバイクでの運動が最適でしょう。

また、肥満も半月板損傷には悪影響を与えてしまいます。

そのため、メタボリックシンドロームが疑われる方は、有酸素運動により体脂肪を減らす必要があります

筋力トレーニング

半月板損傷のリハビリには、膝周辺の筋力を鍛え、半月板にかかる負荷を減らす筋力トレーニングも効果的です。

半月板損傷の手術後にもおこなえる、負担の少ない筋力トレーニングは次のとおりです。

  1. あおむけに寝転び、膝下に丸めたタオルを入れる
  2. 膝下に入れたタオルを押しつぶすイメージで太腿を床に押しつける

筋力トレーニングによるリハビリでは、内側広筋を鍛えるトレーニングもおすすめです。

痛みが軽度な場合には、膝に負担をかけない範囲でのスクワットも効果的です。

ただし、適した筋力トレーニングは、半月板の損傷や痛みの程度によって異なります

手術後は、医師の判断に従ってリハビリをおこなうようにしましょう。

ストレッチ

半月板損傷のリハビリに効果的なストレッチの方法は次のとおりです。

  1. 壁に片手をついて立つ
  2. 片足を曲げ爪先を手で掴む
  3. 掴んだ爪先を引き寄せ太腿の前側を伸ばす
  4. 片足30秒・3セットずつ、両足をおこなう

太腿の前側の大腿四頭筋を伸ばすストレッチです。半月板損傷のリハビリや予防に適しています。

ただし、ストレッチをおこなう際には痛みや膝の腫れの状態に合わせ、大きな負荷がかからないように注意が必要です

半月板損傷を早く治すためにやってはいけないこと

半月板損傷を完治させるには、3か月〜半年程度の治療期間が必要です。

早く治すためには、症状や体質に合わせた適切な治療をおこない、膝に負担をかけないリハビリが重要です

治療を焦って、誤った対処方法をとってしまうと、かえって治療期間を延ばす可能性もあります。

ここでは、半月板損傷を早く治すために、避けるべき行動を紹介します。

激しい運動

現役のアスリートの場合、半月板損傷の治療期間中にトレーニングができないのは死活問題です。

半月板損傷の手術は内視鏡手術が選択されるため、当日から歩行が可能です。術後2〜3週間頃より軽度なリハビリが開始されます。

ただし、手術から期間を空けずに、激しい運動を伴う本格的なトレーニングをおこなった場合、患部の治癒を遅らせてしまう可能性があります

スポーツに完全復帰できるまでは3か月〜半年程度が必要となるため、有酸素運動によるリハビリから焦らずにおこなうようにしましょう。

飲酒

半月板損傷の手術は内視鏡手術でおこなわれるため、術後早期に日常生活に復帰できます。

ただし、施術時の傷が塞がるまでの期間は飲酒を控えるようにしておきましょう。

また、アルコールは軟骨の弾力性を低下させるといわれています

クッションの役割を持つ半月板の弾力性が低下すると、膝の可動により半月板が損傷するリスクも高まります。

飲酒の習慣がある方の場合は、半月板損傷の予防のためにも適切な摂取量を心がけましょう。

放置すること

半月板損傷の症状を放置すると、悪化して治療までの期間が長期化するリスクがあります。

半月板の大部分に血行がないため、損傷の修復に必要な栄養素が届きにくく、症状を放置して自然に治癒することはありません。

また、半月板損傷を放置していると、変形性膝関節症のような別の疾患につながるケースもあるため、適切な治療が必要です

半月板損傷の初期症状の場合でも、テーピングや装具などを用いた保存療法をおこない、悪化を防ぐ対策が重要です。

半月板損傷に関してよくある質問

ここでは、半月板損傷に関するよくある質問に、Q&A形式で回答します。

半月板損傷に効く食べ物はある?

まず、半月板損傷を食べ物のみで治療はできないと考えられます

軟骨はコラーゲンやヒアルロン酸などで構成されていますが、半月板は血行がほぼないため、食事として摂取した栄養素が届く可能性は低いでしょう。

コラーゲンやヒアルロン酸のサプリを摂取しても、栄養素は胃で溶けてしまうため、効果は期待できません。

ただし、コラーゲンやヒアルロン酸を含む食品を予防的に摂取するのはおすすめです。

また、体重増加も半月板損傷の原因になるため、カロリー過多にならないように気をつけましょう。

半月板損傷は自然治癒で治る?

半月板損傷は自然治癒が見込めず、放置すると治りにくい症状です

また、長期間症状を放置することにより、変形性膝関節症を併発するリスクがあります。

半月板損傷が疑われる場合、軽度な症状でも医師の診断を受け、保存療法での治療をおこなうようにしましょう。

半月板損傷したら運動はしてもいい?

半月板損傷が完治するまでは、激しい運動は避けるべきです

半月板損傷の手術をおこなった場合、一般的には3か月〜6か月程度は激しい運動を控えます。

ただし、術後2週間程度から動的なリハビリがはじまるため、次のような運動療法を適切に取り入れましょう。

  • 有酸素運動
  • 軽度な筋力トレーニング
  • ストレッチ

いずれの場合も、痛みや半月板の状態にあわせて運動負荷を設定する必要があります。

担当医師と相談のうえ、リハビリのメニューをアドバイスしてもらうのもおすすめです。

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  • 専門的な膝の治療
  • 最新の医療技術
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まとめ

半月板損傷は中高年の方のみならず、毎日運動をしているアスリートの方にも発生しやすい症状です。

治療方法には、痛みや症状の進行度にあわせて、保存療法、再生医療、手術を選択します。

手術をおこなう場合も、内視鏡による手術のため、当日から歩行が可能で日常生活への復帰も早期です。

膝は、歩行の要になるため、症状を感じたら軽度のうちに完治を目指しましょう。

※本記事の情報は2023年1月時点のものです。
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